暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another10 集まる力
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お前達には我らリベリオンがどれ程レプリロイドの技術を進歩させ得るか分からぬと言うのか!!」

エックス「争いのための技術など!!」

バスターを構えながら叫ぶエックスに対してサイケも構える。

サイケ「お前達と話していても時間の無駄だ!!この場で滅してくれる!!私自身の手でな!!イービル…」

ゼロ「させるか!!零式突破!!!!」

アクティブフォームで強化された機動力を活かしてサイケに肉薄し、強烈な突きを繰り出す。
サイケは咄嗟に身体を捻って、急所を外すが。

ルナ「逃がさねえぜ!!リフレクトレーザー!!」

リフレクトレーザーがサイケの左足を射抜き。

マリノ「次は私だよ。ていっ!!」

ビームナイフでサイケの胴体を斬りつけ。

エックス「スパイラルクラッシュバスター!!!!」

とどめとばかりに放たれたスパイラルクラッシュバスターが、サイケの頭部のみを残して粉砕した。

ルナ「何だ。戦ってみると弱いじゃん」

ゼロ「仕方ないだろう。いくらフォースメタルで強化されていても所詮は科学者だ」

シナモン「あ、皆さん。上を見てください!!」

全員【?】

シナモンに言われ、上を見上げると、サイケの頭部が、光学迷彩で隠されていた機動兵器と合体した。

サイケ「科学者を甘く見るなよ!!合体完了!!マッドノーチラス!!!!」

ルナ「が、合体しやがった!!?」

ゼロ「ふん、図体がデカくなっただけだ。斬り刻みがいがある。行くぞ!!」

加速器を吹かして、一気にマッドノーチラスに肉薄するゼロ。
エックスもバスターのエネルギーチャージを開始する。

ゼロ「零式昇竜斬!!」

ゼロの剣技の対空技がマッドノーチラスに炸裂するが、マッドノーチラスの装甲が僅かにヘコんだだけだ。

ゼロ「何だと!!?」

エックス「下がるんだゼロ!!スパイラルクラッシュバスター!!!!」

スパイラルクラッシュバスターをマッドノーチラスに放つが、結果は同じだ。

サイケ「その程度で進化した私に敵うと思うのか!!デスグラビティ!!!!」

重力弾を放ち、エックス達を吹き飛ばす。

エックス「ぐっ…」

ルナ「痛って〜…くそ、何とか奴の弱点を…」

強化されたエネルギー感知器で、弱点を探す。
すると隔壁に覆われたコアを発見した。

ルナ「隔壁に覆われた場所にコアがある。何かそこが弱点ぽい!!」

マリノ「なら喰らいな!!マリノスタンプ!!!!」

隔壁に超スピードの飛び蹴りを叩き込むが、隔壁を僅かにヘコませただけだ。

サイケ「コア放熱開始!!」

コアを覆っていた隔壁が開くと、光線が放たれた。

ルナ「へっ!こんな単純な軌道で当たるかよ!!」


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