暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another10 集まる力
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いつがいるということは、アクセルもこの研究所にいるのか?」

エックス「それはない。アクセルがいたら確実に彼女を止めている。それ以前にアクセルはこういう研究所には興味はないし、研究所自体嫌いだからな…恐らく別行動をしているんだろう…良い意味でも悪い意味でも期待を裏切らないな…すみませんガウディル博士。彼女には後で厳しく言っておきます。」

深い溜め息を吐いた後、ガウディル博士に深々と頭を下げるエックスに深い溜め息を吐きながら、スパイダーがガウディル博士に尋ねる。

スパイダー「まあ、エックス達の仲間のハチャメチャな行動は置いといて。今、大変なことになってんじゃないの?」

ガウディル「クワッ!!そうだった…シナモンが…シナモンがサイケに…リベリオンの奴らに奪われてしまう…」

エックス「詳しく聞かせてもらえますか?博士」

マッシモ「力になれると思いますぜ!!」

スパイダー「別に恩着せようなんて考えちゃいないよ。俺達はリベリオンの奴らにチョロチョロされるのが我慢出来ないんだ」

ゼロ「イレギュラーハンターとしてイレギュラーを放置出来んからな」

こうしてエックス達は、シナモンの救出、保護をすることになった。







































一方でサイケから逃げ続けているマリノ達は…。

マリノ「はあ…はあ…」

いくら軽量型とは言え、ルナとシナモンを抱えながら長距離を全力疾走して息切れしているマリノを見て、ルナが顔を潜めた。

ルナ「あんた無理し過ぎだよ。少し休んだ方が…」

どう見ても疲れているマリノを見て、休憩するように促すルナだが、目の前に警備用メカニロイドが立ち塞がる。

マリノ「おっと…ドジっちまったね…」

疲労で警備システムに引っ掛かってしまい、キラーマンティスとレイダーキラーがマリノとルナに迫る。

ルナ「うがああ…こんな時に…何なんだよ、この警備システムは!!まるで要塞じゃねえか!!こうなりゃ俺が…」

シナモン「あの…ルナさん。良かったらこれ、使ってください。“Lスナイパー”…エネルギー感知器と照準器の精度を高めるフォースメタルなんです」

シナモンが差し出すのは、紺色のフォースメタル。

ルナ「サンキュー!!」

シナモンからフォースメタルを受け取ると、即座に拡張スロットに差し込む。

ルナ「よし、これなら行ける!!トランス…いや、ハイパーモード・イグニス!!!!」

四天王の1人で、炎属性を持つイグニスに変身するルナ。
フォースメタルでコピー能力が強化されているのか、オリジナルと同等、それ以上に強化されていた。


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