暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
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マリノ達が必死にサイケから逃げている最中、警備用メカニロイドと警備システムを突破したエックス達は何とかガウディル博士の研究室に入った。
するとそこにはガウディル博士が拘束されていた。

エックス「ガウディル博士、これは一体?」

急いで駆け寄り、ガウディル博士の拘束を解きながら、エックスが尋ねるが、ガウディル博士は聞こえていないのかブツブツと呟いている。

ガウディル「シナモンが…サイケの奴め、やっぱり最初からシナモンが目当てじゃったのか〜!!」

ゼロ「おい、落ち着け。分かるように説明しろ」

スパイダー「シナモンとかサイケとか何のことだ?リベリオンの奴らかい?」

ゼロとスパイダーの言葉に反応し、ようやくエックス達に気づけたのか、ガウディル博士は目を見開いた。

ガウディル「な、何じゃお前らは…」

エックス「俺はエックス…リベリオンに抵抗しているイレギュラーハンターです。アリア博士からの指示を受けて、あなたの協力を得るために来ました。」

ガウディル「Dr.アリアが…じゃが、知っておるじゃろ!!例えDr.アリアからの頼みでも、わしは盗人のイレギュラーハンターやリベリオンに協力する気はないクワッ!!」

ゼロ「盗人だと?」

盗人呼ばわりにゼロの眉間に皺が寄る。

マッシモ「盗人呼ばわりは言い過ぎじゃないですかね?そりゃあ、イレギュラーハンターが俺達みたいなのと一緒にいるのはおかしいかもしれないけど」

ガウディル「これを見るクワッ!!わしの研究所に無断で入った挙げ句滅茶苦茶にした犯人じゃ!!どこからどう見てもお前達の仲間じゃろうが!!」

ガウディル博士がモニターに監視カメラの映像を見せる。
エックスが疑問符を浮かべながらモニターを見ると、次の瞬間、目を見開いた。

エックス「ルナ!!?」

ゼロ「何だと!!?何故あいつがこの研究所にいる!!あいつは確かアクセルの里帰りに付き合っていたはずだ!!」

モニターの監視カメラの映像に映るルナは正面から入って無断で研究所内を動き回り、警備システムと警備用メカニロイドを迎撃しながら、無断で研究室に入ったりして資料を無断で読み、色々しながらガウディル博士の研究所を荒らして、シナモンの元に。

エックス「ルナ…」

ゼロ「何をしているんだあいつは…」

一部始終を見終えたエックスとゼロは絶え間ない頭痛に襲われ、深い溜め息をついた。

マッシモ「政府からの命令があったのか?」

エックス「いや、違う。恐らく好奇心を抑えきれずに研究所に入って、警備システムや警備用メカニロイドから攻撃を受けたから取り敢えず迎撃したんだろう。彼女も優秀な技術者だからな。こういう場所には目がないんだ。」

ゼロ「アクセルの里帰りに付き合っていたあ
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