ターン36 鉄砲水と破滅の光
[9/21]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
THE WORLD《ザ・ワールド》ッ!」
3本指の機械めいた腕を伸ばす、オレンジ色の炎を体内に宿した単眼の生命体。13で終わりのアルカナ最大のナンバー……だけど、それが『かつて最強であった』とはどういう意味だろう?
アルカナフォースXXI−THE WORLD 攻3100
「光の結界の適用により、ザ・ワールドは自動的に正位置の効果を適用される。チャリオットを守備表示とし、ザ・ワールドでハンマー・シャークに攻撃!オーバー・カタストロフ!」
ゆっくりと伸ばしたザ・ワールドの腕の間にエネルギーが集中し、熱光線となって放たれる。
「ハンマー・シャークは安全地帯の効力で破壊されない!」
「だがダメージは受けてもらおう!」
アルカナフォースXXI−THE WORLD 攻3100→ハンマー・シャーク 攻2700
清明 LP2800→2400
「攻撃力3100のパワーはさすがに、効く……!どう?そっちはまだいける、ハンマー?」
体中火傷だらけでボロボロになりながらも僕の言葉に頷いてみせるハンマーに少し安心しながらも、下手に安全地帯で守ったせいでここまで酷使することになったことを心の中で謝る。言いたいことはきっと、それでわかってくれただろう。
「ふふふ、ずいぶんと美しい友情だな?その精霊と意志を通わせ使役する力、やはりなんとしてでも私の物にしてくれる!カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」
「一人でほざいてろ!」
清明 LP2400 手札:2
モンスター:ハンマー・シャーク(攻・安地)
魔法・罠:補給部隊
安全地帯
グレイドル・インパクト
斎王 LP6000 手札:0
モンスター:アルカナフォースVII−THE CHARIOT(守)
アルカナフォースXXI−THE WORLD(攻)
魔法・罠:死神の巡遊
1(伏せ)
場:光の結界
「僕のターン、ドロー!」
「何を引いたところで、私の優位に変わりはない!死神の巡遊よ、再び奴のフィールドの生の息吹を絶つがいい」
「何度も何度も……外してたまるか、ストップだ!」
どれほどの気合を込めても、結局死神はまたも正位置で止まってしまう。またこのターンも、僕は召喚及び反転召喚の自由が封じられる。
「だからって、手がないわけじゃない。ハンマー・シャークの効果発動!来い、グレイドル・アリゲーター!」
再び湧き上がった銀色の水たまりは、今度は緑色のワニの姿を取る。もっとも、その足先まではせっかくの擬態もうまくいっていないようだけど。
ハンマー・シャーク ☆2→1
グレイドル・アリゲーター 守1500
「そしてインパクト以外のグレイドルが場にいることで、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ