ターン36 鉄砲水と破滅の光
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ンバー付きのアルカナに通じるものがある。
アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER 攻4000
「攻撃力4000、ザ・ライト・ルーラー……」
「そして当然、正位置だ!」
正位置で回転が止まる、アルカナを越えたアルカナ。その巨体に圧倒されていたが、ふと気づくと周りの風景が様変わりしていた。暗い空間の中で無数に煌めく星々の輝き、そして足元に広がる地球。
「ここは……?」
「見よ、あれがソーラだ。お前の神はどうやら破壊に失敗したようだなぁ?」
斎王が指差した先には、ひときわ目立つ人工衛星。チャクチャルさん、一体どうしたんだろうか。こうしている間にも、僕の体は刻一刻とボロボロになっていくのがわかる。今痛みが引いて落ち着いてデュエルできてるのも、夢想や十代たちのおかげもあるけど単に痛覚が使い物にならなくなって痛みを感じなくなった、というのも大きな要因なんじゃないだろうか。
「あの光こそが世界を、全てを浄化する!その邪魔は絶対にさせん!」
「あー?何か勘違いしてるようだがね、世界は破滅の光なんかの物じゃない。世界はこの僕ら、ダークシグナーが最初に唾付けたものだ!こちとら5000年越しでその時を待ってるんだ、それを急に出てきた奴なんかに渡してたまるか!」
お互いに一歩も引かず、にらみ合う僕ら。その膠着を打ち破ったのは、斎王だった。
「ならば、力づくで奪い取るのみよ!バトルだ、ライト・ルーラーでその時代遅れの神に攻撃ぃ!」
「悪いけど地縛神は相手の攻撃対象にならない、よってその攻撃は成立しない!」
「ふん、馬鹿め。私は手札から速攻魔法、禁じられた聖杯を発動していた!これにより攻撃力400と引き換えに地縛神の効果は無効となり、ライト・ルーラーの攻撃は直撃する!ジ・エンド・オブ・レイ!」
アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER 攻4000
→地縛神 Chacu Challhua 攻2900→3300(破壊)
清明 LP2000→1300
「補給部隊で、1枚ドロー……!」
「だがこの瞬間、ライト・ルーラー正位置の効果発動。相手モンスターを破壊し墓地に送った時、自分の墓地のカード1枚をサルベージできる!私は再びカップ・オブ・エースを手札に加え、発動!正位置を出し、さらに2枚のカードをドローする!カードをセットし、ターンエンドだ」
清明 LP1300 手札:2
モンスター:なし
魔法・罠:補給部隊
グレイドル・インパクト
斎王 LP3100 手札:1
モンスター:アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER(攻)
魔法・罠:1(伏せ)
「僕のターン、ドロー!」
カードを引いた瞬
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