第17話
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見えていなかったわ。」
「でも、変な気配はしたのです!」
「変な気配?」
エルの言葉に三条さんは首を傾げた。
「あいつらのしてたお揃いの指輪から、うっすらとこころのたまごの気配がしたんだよ。」
「指輪から?つまり、その子達の背後にはイースターみたいにこころのたまごを加工する技術を持った組織が居るって事かしら?」
イルの言葉から三条さんは推測する。かつて、イースターがエンブリオを探していた頃、二階堂や九十九といったイースターの技術者達は、??たまを動力に使用したロボットや、こころのたまごを抜き出す力を持った“おねだりCD”、それにイクトを洗脳して操るためのバイオリンや、動物を??たまで強化した合成獣などといったものを生み出してきた。
「リスクはあるけど、何者なのか確かめる必要があるわね。」
「三条さんもそう思う?」
「ええ。でも、私達だけで会うのは危険よ。もし、その指輪がイクト君のバイオリンみたいに人為的にキャラなりが出来るようにしたものなら、一度に3人を相手しなければならない事になるわ。」
「私1人だと、三条さんを守りながらじゃキツイわね。」
「ええ。だから、最低でもキャラなり出来るのがあと2人は居るわ。まあ、それはもう決まってるようなものだけどね。」
続く
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