修学旅行はパンデモニウム
小競り合いとなった戦い模様
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しているはずのゴッくんが来たので英雄派の構成員を巨大な拳を振り上げた。
ゴッ君は本来なら巨人なのだが、俺らが回収して改造をしたのでヒトサイズから巨人化へとなれるようにしたからだ。流石にマズイと思ったのか避けて後方に逃げた。アザゼルはゴッ君ことゴグマゴクを見てニヤニヤしていた。
「一ちゃん、あれは次元の狭間にあったゴグマゴクか?再起不能になってたはずだ」
「ウチで修理して改造したし、主にルフェイのガード役だ。それに先程まで九重を守る為に戦っていたろ?改造したお陰で巨人サイズからヒトサイズになって戦えるようになったからな」
「なるほどな。確かにゴーレムだったが、ヒトサイズの石の塊が居ると思ったらそう言う事か。それに古の神=始祖神である黒ちゃんの事だからか、俺もだが動くのは初めて見たが問題点が多すぎてそのまま放置となった。動いているぜ!胸が躍るな『戻って来いアザゼル!』悪い一ちゃん、にしても次元の狭間をうろついていたのか?」
「まあな。次元の狭間にはゴミが多くてな、それを清掃するのも俺らの役目でな。ついでに改造したのは、トレミークルーでもある技術班にな」
ゴグマゴクことゴッ君は、まるでフリーダムのフルバースト魔力砲バージョンで次々とアンチモンスターを屠った。英雄派の曹操は、槍を伸ばしてゴッ君の肩に突き刺そうとしたが、刺さらなかったが改造改良してるからな。
ロスヴァイセは全属性・全精霊・全神霊を用いた北欧式フルバーストをした。攻撃は当たったと思ったが、ローブを羽織った青年が霧を使って防いでいた。霧使いは手元から霧を発生させて、英雄派の構成員全員を霧で覆い始めた。
「少々、やりすぎたが。祭りの始まりとしては上々だ。創造神黒鐵兼赤龍帝!」
吐血しながら俺達に向けて楽しそうに宣言した。
「我々は今夜この京都という特異な力場と九尾の御大将を使い、二条城で一つ大きな実験をする!ぜひとも制止する為に我らの祭りに参加してほしい」
「その前に俺の一撃を受けろ!ドラゴンブラスター!」
今まで倍増してたのを撃ち放ったが、霧が濃くなったので不発に終わった。視界が全部霧に包まれたので俺は指示を出した。
「全員武装を解除しろ!俺とヴァーリは禁手化を解除、美猴とアーサーと華琳は擬態で隠せ!ルフェイもだ。ゴッ君を異空間の中にしまえ。グレモリー眷属もだ」
皆は武装解除してから霧が晴れた。そこは観光客で溢れていた渡月橋周辺だった。俺は電柱に向かって横殴りした事で、アザゼルは俺を見て騒然とした。
「ふざけやがってあの小僧が、京都で実験だと。マジでとっ捕まえて説教してやる」
「・・・・母上。母上は何もしていないのに・・・・どうして・・・・」
体を震わせていた九重だったが、俺は残念な事にまだお怒り中だった
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