修学旅行はパンデモニウム
小競り合いとなった戦い模様
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
でも剣術対決したいね。魔帝剣と戦える事になるとは、俺も光栄だね」
俺のエクスカリバーを抜くが、まだ聖なるオーラは最小にしてあるからバレていなさそうだった。魔帝剣からはヤバそうなオーラだったが、赤龍帝の鎧を纏っているから問題ない。神速赤龍帝対神速ジークだったが、エクスカリバーで対抗した事で受け止める事は不可能に近かった。
「魔帝剣グラム。魔剣最強のこの剣なら、弾く事が可能なはずなのに弾けない!その剣は一体何だ!?」
「これはただの剣じゃない、聖剣エクスカリバーだ。俺が一から創ったからな、アーサー!」
「呼んだかい一誠君。君はジークじゃないか」
「アーサー。まさか君がいる何て、今度こそ決着を付けようじゃないか」
『禍の団』はヴァーリチームが居た時にはこう呼ばれていた。『聖王剣アーサー』と『魔帝剣ジークフリート』として並び称されていたが、今ではこちらの仲間となっているのでな。アーサーとバトンタッチして、ジークの相手をしていた。
途中から美猴も相手していたが、片方に魔帝剣グラムをもう片方にもう一振りの魔剣はバルムンクだ。北欧に伝わる伝説魔剣で、二人が相手をしてると背中ががら空きだったので俺は剣を振ったが何かに弾かれた。
「残念だったね、これはノートゥング。伝説の魔剣、背中の腕は『龍の手』さ。有り触れた神器だけど僕のは亜種でね、背中から生えてくるのさ」
「さてと本来なら手加減の予定だったが、アーサー!本気でやれ。美猴は他の構成員を倒して来い」
俺は指示を出してたら、華琳が戻ってきた。余裕の顔だったが、曹操はというと制服がボロボロで少々吐血していた。二人が戦っていた所を見ると、煙を上げて荒地と化していたがあちらも本気を出していなさそうだがダメージは負っていた。本物の曹操とこの世界で子孫の曹操では、ステータスが違う過ぎると思うがどうなのだろうか?
「くっ、流石本物は強いね。でも何かに転生しているのであろう?」
「いんや、転生はしていない。俺達の駒は転生無しだ、つまり人間のままだ」
「何だと!それは本当か一ちゃん。それと貴様ら英雄派が動く理由は何だ?」
「堕天使の総督殿。意外に俺達の活動はシンプルだ。『人間』としてどこまでやれるのか知りたくてね。悪魔・ドラゴン・堕天使・その他諸々、超常の存在を倒すのはいつだって人間だ。弱い人間の囁かな挑戦であり、蒼天の元、人間のままでどこまでいけるかやってみたいからね。だがそちらの赤龍帝は人間のままだと聞いたが、一体その強さは興味があるね。」
「だったらウチの仲間になれよ、そしたらその強さが分かるはずだ」
と言ったらアザゼルが慌てた、そりゃそうだ。テロリストに仲間になれと言ったんだからな。すると大地が揺り動かす程の振動が来たと思ったら、九重を守護
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ