暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
修学旅行はパンデモニウム
小競り合いとなった戦い模様
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
欠伸が出る程の遅さだ。だから簡単に避けられるから、俺の姿は捉えきれないだろうな」

クロックアップで動くが、やはり敵らはどこに行ったのやらと目で追えない程の速度を出していたので、峰打ち程度で倒して見せた。俺が姿を見せる頃には、相手をしていた女子達は倒れていた。ヴァーリはグレモリー眷属のサポートとして、触れなくとも半減を使える事だからか。モンスター相手はドラゴンブラスターで一瞬にして消え去る程の威力だった。

「流石は創造神と呼ばれた者じゃのぅ。余とて見えない攻撃に翻弄されたが、こんなに気持ちのいい倒し方をするとは」

「ありがとよ。九重はオーフィスとルフェイが守護しているから、大丈夫として今度はお前が相手をするかい?」

「どうやらそのようだからね。仕方が無いから僕もやろうか、皆も気を付けるといいが彼は赤龍帝と同時に全てを創ったと言われている創造神黒鐵だからね。だから相手をするなら全力でやるようにだけど、それは白龍皇ヴァーリでも一緒さ」

優男が一歩前に出たが、俺は腰に何本も携えていた一本の鞘から剣を抜いた。

「初めまして、黒神眷属にグレモリー眷属。僕は英雄シグルドの末裔、ジーク。仲間は『ジークフリード』と呼ぶけど、そちらも好きなように呼んで構わないよ」

優男であるジークフリートの顔を見ていたら、ゼノヴィアが手をポンと乗せてどこか納得していた顔であった。それもイリナもだけど、それを聞くと俺も納得してしまったよ。

「・・・・どこかで見覚えあると思ったが、やはりそうなのか?」

「その通りだと思うわ。腰に帯刀している複数の魔剣から考えて絶対にそう」

「やはりゼノヴィアとイリナの思った通りだな。元悪魔祓い=元同胞という事か、カトリック・プロテスタント・正教会を含めたトップクラスの戦士と呼ばれた。『魔帝(カオスエッジ)ジーク』と呼ばれて、白髪なのはフリードと同じく戦士育成機関の出だろう。あそこ出身者は皆が白髪で、何らかの実験の副作用となったと聞いている。そんなお前さんは、教会=天界を裏切ったとでも言っていいのか?」

「赤龍帝の言う通りになるのかな?まあ裏切った事になるが、現在『禍の団』に所属しているからね」

教会を裏切って悪の組織に身を置く事は、万死に値するがゼノヴィアも破れ被れで悪魔になったからな。それにジークがいなくとも教会は最強の戦士がいる事は間違いないし、ジークとゼノヴィアの分も充分補えると思う。それにアイツはジョーカー候補との事で、自己紹介も終えた事で本来なら剣士同士で戦うはずが俺と戦う事となった。

「本来ならデュランダル使いのゼノヴィア、天使長ミカエルのAである紫藤イリナ、聖魔剣の木場祐斗と戦いたいが赤龍帝も剣術が使えるなら僕と戦ってもらおうか」

「いいだろう。この俺でよければ、いつ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ