修学旅行はパンデモニウム
九重との観光×英雄派襲撃
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神滅具全体に変調が起き始めているし、バグやエラーの変化ではなく神滅具自体が進化しているかもしれん。神器研究者や神器システムを司っている割にアザゼルも含めて、互いが甘かったとしか言えねえな。ミカエルにサーゼクスもそうだが、俺が持つ赤龍帝も本来ない事が起きているんだからな」
「なるほど、一ちゃんからそう聞かされると確かにそうかもしれんな。元々監視してきた俺らでも所有者によって、神滅具や神器の亜種も確認されている。それに本人が強ければ強い程、所有者が持つ力により左右される。だがその子から見れば、まだ成長段階としか言い様がないな。やれるならとっくに各勢力の拠点に怪獣クラスを送り込んでいるだろうな」
レオナルドと言った男の子はそこまで生産力と想像力が無いが、アンチモンスターを生み出す力に特化されている。今召喚されたモンスターは対悪魔用アンチモンスターだから、当然攻撃に光が含まれるが威力的には中級クラスだろうな。ま、俺達には関係ないが。
「華琳、君は曹操をやれ。華琳の力を見せるんだ」
「いいわよ。曹操、行くわよ!」
俺とヴァーリは、素早くアンチモンスターを倒すがまた出てきた。先程試射として撃ってきた光を放つ一体が祐斗達に向かって来たので、ヴァーリの半減の力で消滅した。華琳は素早く曹操の所に行き、戦いを開始していた。
「一ちゃん、各陣営の主要機関に刺客を送ってきたのは俺達のアンチモンスターを創り出すデータを揃える気なのか」
「恐らくそうだろうが、送り込んで来た時にいた黒い兵隊がいただろう?あれは『魔獣創造』により創られた魔物を通じて各陣営にいる、天使・悪魔・堕天使・ドラゴンと各神話の神々の攻撃を敢えて受け続けた事を。アレはそういう意味だったが、そのお陰で有益な情報を送ってしまったのさ」
「あの黒い怪人でデータ収集をしていたのか。今なら納得出来るが、禁手使いを増やしつつアンチモンスターの構築を行ったお陰で悪魔・天使・ドラゴン等のメジャーな存在に対するアンチモンスターが創れた。先程の光は中級天使の光力に匹敵するだろうが、神殺しの魔物だけは創れなさそうだな」
「その通りだ。だが神はこの槍で屠るのさ、と危ぶね!まさかこの実力は本物か?別世界の曹操よ」
それはそうだろう、華琳の実力は本物さ。ただ武器は鎌の絶ではないが、アンチモンスターはヴァーリと美猴とアーサーに任せて俺は構成員と戦った。ちなみに九重とはルフェイとオーフィスが守護している。たまに攻撃が来るが、オーフィスは片手で防いで攻撃している。流石は無限の龍神様だ、ルフェイもゴグマゴグを召喚してはガード役として守護している。
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