修学旅行はパンデモニウム
九重との観光×英雄派襲撃
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トップで名は曹操。この世界の曹操の子孫、黒髪で学生服の上から漢服を羽織っていた。曹操の周囲には、似たような学生服を着ていた男女がいた。アイツらも神器持ちか?見た目の歳は学生として過ごしている年齢と同じに思えるが、今の俺は大人としているので年下だと思うな。
「一ちゃん、コイツが英雄派を仕切っている曹操か?」
「ああそうだ。だったよな曹操!」
「赤龍帝の言う通り、三国志で有名な曹操の子孫だ。一応ね」
「そんで奴が持ってるのは、最強の神滅具『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』と言う。神をも貫く絶対の神器とされているが、神滅具の代名詞にされた物だ。俺やアザゼルに言わせると、現在の使い手がテロリストとはな」
「あれが天界のセラフの方々が恐れている聖槍か、初めて見たけどこれは私達教会関係者には教え込まれたものね」
全員に言うと俺達以外のグレモリー眷属は驚いたが、特に教会トリオはな。神滅具=ロンギヌスと呼ばれた原物だが、イエスを貫いた槍・イエスの血で濡れた槍で神をも貫く絶対の槍ともされている。アーシアが槍を見つめていたので、俺は素早くアーシアの両目を隠した。
「アーシア。信仰のある者があの槍を強く見つめるな、心を持ってかれる。聖十字架・聖杯・聖骸布・聖釘と並ぶ聖遺物の一つだ」
九重が憤怒の形相で曹操に叫ぶ。
「貴様!もしや母上を攫った者か!」
「左様で、我々の実験にお付き合いして頂くのですよ。と、そこにいるのはオーフィスではないか。探していましたよ」
「我は抜けた、今は一誠の元にいる」
「と言う事何でな、オーフィスはもう『禍の団』から抜けている。オーフィスは九重を守ってくれ、皆戦闘態勢を取れ!」
オーフィスは強く握ったので握り返した。曹操は、実験前に挨拶と共に少し手合わせをするとか言い出しやがったので俺達は戦闘態勢に入った。俺とヴァーリは禁手化して、美猴とアーサーは擬態化で隠してたエクスカリバーを出して、ルフェイは魔法の杖を取り出した。華琳は擬態化で鎌ではなく、雪蓮が持っている南海覇王みたいな剣を出して言った。
「あなた、本当に曹操の子孫なのか確かめたいわ」
「そういう君は誰かな?」
「我が名は曹孟徳、別世界では魏の覇王だった者よ。いざ勝負を申し入れる」
「別世界、本当にあったとはね。それも君が曹操だって?」
発言してる間、祐斗やゼノヴィアも戦闘態勢に入った。ゼノヴィアは、デュランダルを持ってないので短剣を持っていたが祐斗から長剣を借り受けていた。イリナはアーシアの前にいたし、アザゼルは光の槍を取り出した。
「実験というのが気になるが、挨拶と共に軽く手合せだから本気を出すなよ?ヴァーリ達」
「それはどういう事だ?一
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