プロローグ
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な洞窟だった。
「ここでお前は魔法を習得するのだ」
「一人で!?」
「いや、我が指導する」
それはそうだろう。何も知らない者に一人で魔法を習得しろ、と言っても何も出来ないに違いない。いくら天才肌といえど知らないものは知らないのだからな。
「だが、今日は疲れているだろう。飯を食って寝ろ。明日から早速練習だ。」
そう言い、ラクスマーニは夕食の準備を始めた。
ー30分後ー
シュレとラクスマーニは夕食を食べていた。
「なぁ、ラクスマーニ。」
「何だ?」
「俺、魔法を習得したらどうしたらいいんだ?」
シュレはその疑問が心の中にあった。そして思いきってラクスマーニに聞いてみると、ラクスマーニは
「さあな。シュレ、お前はどうしたい?」
「俺は……」
シュレはラクスマーニの言葉に俯き、考えた。するとラクスマーニは
「今は分からなくてもいい。後で考えろ。今は魔法の習得だ。」
と言った。その優しさを含んだ声にシュレは頷き、ラクスマーニが用意してくれたベッドにダイブした。
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