暁 〜小説投稿サイト〜
雷の第一世代
プロローグ
[2/2]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
な洞窟だった。

「ここでお前は魔法を習得するのだ」
「一人で!?」
「いや、我が指導する」

それはそうだろう。何も知らない者に一人で魔法を習得しろ、と言っても何も出来ないに違いない。いくら天才肌といえど知らないものは知らないのだからな。

「だが、今日は疲れているだろう。飯を食って寝ろ。明日から早速練習だ。」

そう言い、ラクスマーニは夕食の準備を始めた。










ー30分後ー

シュレとラクスマーニは夕食を食べていた。

「なぁ、ラクスマーニ。」
「何だ?」
「俺、魔法を習得したらどうしたらいいんだ?」

シュレはその疑問が心の中にあった。そして思いきってラクスマーニに聞いてみると、ラクスマーニは

「さあな。シュレ、お前はどうしたい?」
「俺は……」

シュレはラクスマーニの言葉に俯き、考えた。するとラクスマーニは

「今は分からなくてもいい。後で考えろ。今は魔法の習得だ。」

と言った。その優しさを含んだ声にシュレは頷き、ラクスマーニが用意してくれたベッドにダイブした。



[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ