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儚き運命の罪と罰
第七話「時空管理局」
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てくれ。」

馴れないことはするものじゃないとつくづく思った。無論リオンとて人間だ。人との関係においてそんな素の自分をいきなりさらけ出すような能天気ではない。そう言った意味の『仮面』を被ることもある。
だが被りにくい仮面も存在するのだ。

「そんなことより部屋を移ると言うことらしいから準備を始めるぞ、シャル。」

「はい、坊ちゃん。」

そう言葉を交わした後リオンはいそいそと準備を始めた。
とは言っても持っていくものはシャルティエ位なのだが。それにリオンは家事ができるわけじゃない。
ここでベッドメイクでもやっておけばそれなりに心象も良くできるんだろうが、別に自分がやっても仕方ないと言う風に考え次の呼び出しを待つことにした。
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