修学旅行はパンデモニウム
裏京都での頼み事×旅館内での作戦会議
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ていた。それに関しては事実だから、俺はいつか話す時が来るまで隠していたがここで話すとは思わなかった。
「なるほど、そう言うエピソードがあったとはそりゃ俺ら三大勢力も知らない訳だ」
「そう言う事だ。お、そろそろ皆が帰って来たらしいな。俺は行くがお前はどうするんだ?」
アザゼルはホテルに戻って、祐斗やシトリー眷属にさっきの事を話すと言っていたのでホテルに戻ったアザゼル。皆揃ったので、少し早めの夕食を取りながら裏京都での話をした。
「なるほどねー、確かに調べると帝釈天の使者と会う事になってたらしいわよ。『禍の団』で残ってるのは間違いなく英雄派ね」
「そうだアスモデウス。そこで今回の作戦は英雄派丸ごととっ捕まえる、構成員とかもだ。そのまま俺達の仲間にしてやろうかなと思ってな。特に曹操は黄昏の聖槍の持ち主だ。神殺しの神滅具二つ持ってる奴を、仲間にしたらいいと考えているが皆はどう思う?」
「質問。とっ捕まえたらどこに転送するの?」
「次元の狭間本家地下牢屋、京都行く前に牢屋の数を増やしておいた。俺達が帰るまでは絶対に出れないようにしてある」
「なるほど、一回次元の狭間本家に戻ったのはその為か。神器で壊されはしないのか?」
「それは心配ないが、一つバレた事があった。アザゼルが俺とオーフィスとの関係を」
それはヤバくないかと聞かれたが、オーフィスとは江戸時代からの約束だからだと言ったら納得したとな。ちなみにソーナは、ちゃんとシトリー眷属にこの事を伝えておいてくれたので説明する手間が省けた。今頃あちら側は夕食と風呂も済んでいるとイリナからの情報だったが、一応女子風呂を覗くエロバカ二人をマークしていたら予想通り覗こうとしていた。
『一誠君、一応警戒しておいたけどやっぱ来たわよ。女風呂を覗ける例のスポットがあったそうだから、それを潰してから今頃先生達のお説教でも受けていると思うわ』
「やはりか。全くあのエロバカ二人組がいるからか、面白味があるんだからな」
『それと祐斗君には話しておいたから、あとは一誠君次第かな。明日は予定通り観光地巡りをするらしいけど、ホテルにいつでも戻れるように転移用魔法陣の携帯簡易版を持って行くそうよ。私達を統括しているアザゼル先生からの連絡次第だけど、そっちはどうするの?』
「こちらはいつでも戦えるようにするだけさ。駒王学園にいるメンバーにはまだ言ってないんだろ?」
『まあね。「禍の団」に巻き込まれていると思っていないよ。あ、そうそう。ホテル内では基本男女の接触禁止だからなのか、ロスヴァイセさんとシトリー眷属らが特殊な結界を張って行かせないようにしたらしいわ』
「そりゃそうだろうな。若い男女が接触したら、何が起こるか分からないんだからな。階層ごとに男女の部屋を分
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