修学旅行はパンデモニウム
高級旅館での朝鍛錬×観光地へ回る俺達
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「今日も良い朝だな」
「駒王町と京都では空気も違うようだな相棒」
俺は早めに起きてから、いつもだと人間界本家か次元の狭間本家の庭にて鍛錬するが昨日から京都にいるので朝鍛錬は旅館の庭にてやる事となった。俺らが行くと広い庭にて、俺以外の者らも来てたのでいつも通りの鍛錬をしていた。基礎トレは兎も角、剣術と体術を徹底している。基本的に剣で対抗するが、神器持ちである俺とヴァーリは互いの相棒とのコミュニケーションを取っていた。
「おはよう一誠にドライグ」
「おはようヴァーリとアルビオン」
「今日もいい朝で気持ちが良いよなアルビオン」
「そのようだな。駒王町と京都では全然違うと私は思うぞ」
「イリナはあっちではどうしているんだ?」
「ゼノヴィアの近くにいるらしいし、木刀ではなく祐斗が作った聖剣を渡したそうだ。デュランダルが無いからか、祐斗が短剣を渡したそうだ」
との事で、互いの相棒はペルペルと共に飛び回っていた。祐斗は禁手が出来るようになった事で、魔剣だけではなく聖剣を創れるようになった。俺らが持つ量産型聖剣エクスカリバーは、本物の伝説聖剣で黒神眷属全員が持っている。
もちろんルシファー達前四大魔王に元神シャルロットとアグニとオーフィスも持たせている。それぞれ好きなアクセサリーで擬態化しているから、一見持っているかは分からないからだ。
「にしてもまさか私達も持てるとは思わなかったわ」
「量産型聖剣エクスカリバーをか?ルシファー」
「まあねー。私達悪魔が持つと消滅するぐらいなのに、持つ感触が歓迎されているかのようだからねー」
「そりゃそうですよ。これは私達の中にある黒の駒を入れているからで、それぞれの剣が専用となっていますし手元から離れてもすぐに戻ってきます」
「俺っちらも持てるとは思わなかったぜ!伝説聖剣で、アーサーが持つコールブランドぐらいの威力なのだろ?」
「それに関しては所有者がよく分かってるだろ。黒神眷属は基本的に聖剣エクスカリバーの能力を全て生かしてるからな」
ベルゼブブが言った事で、全員納得した事でランダム模擬戦をする事となった。タブレットを持つルフェイが、操作して相手を決めていくが俺とルフェイ以外の者らは時間になるまでに終わらせる事で朝鍛錬を終わらせていた。
最強の座にいる俺で、ルフェイは魔法使いで記録係として俺の力の一部をタブレット化したので使っている。勝ち負けは、月末に発表して一番の勝者を決めて俺とのデート券か今一番欲しい物を買う事だ。
『ご馳走様でした!』
「今朝も美味かったが、京都の肉も美味いんだな」
「当たり前だ。ここは高級旅館だし、デカい冷凍庫や冷蔵庫もあるからな」
「私ら専用肉は調達が難しいそうだぞ、ドライグ」
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