修学旅行はパンデモニウム
高級旅館での朝鍛錬×観光地へ回る俺達
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いていたようだが、銀箔は張られておらず張られていた痕跡もない。幕府の財政事情の為や足利義政が他界してしまったから銀箔を貼るのを止めたとも色々な説がある。最近になって知られたが、創建当時から銀箔が貼られていなかった事が明らかになっているとの事だ。
「ま、そう言う事だが足利義政の妻が資金援助してれば銀だったかもしれんな」
「なるほど・・・・歴史は奥が深いですね」
「ここで落胆するには早いぞヴァーリ。金閣寺は立派な金箔が貼られているから安心しろ」
「一誠さんの言う通りですよヴァーリ」
そう言う事で落胆振りが予想通りとなったが、俺達はテンションが低いままそのまま金閣寺へと行くとヴァーリのテンションは復活した。そんで写真を撮ってから、金閣寺に行くと他の生徒も撮影していたから目立たずに済んだ。そんで俺はリアスら居残り組に送る為に、スマホで金閣寺を撮影してから送信した。すると朱乃から連絡が来たので、電話に出た。
「はい俺だが、どうした朱乃?
『もしもし、一誠さん。大した事ではないのですけど、小猫ちゃんが言ってたのよ。さっきの写メの風景に狐の妖怪が何体か写っているよう何だけど、そちらで何かあったのかしら?』
「金閣寺の奴にですか?俺から見ても特に怪しい点はありませんよ、それにもし何かあればアザゼルかロスヴァイセからの連絡があるはずですよ」
『一誠さんが言うのであれば大丈夫だと思いますけど、それもそうですわよね。一誠さんは黒神眷属で、私達はグレモリー眷属ですから。心配はしておきますが、何かあれば連絡下さいな。リアスには秘密にしときますわ』
「朱乃だけなら言えるが、今から言う事は決して他の者には言うんじゃないぞ?」
そこからは俺と朱乃だけの会話となったが、現在京都にて九尾の御大将が行方不明である事や『禍の団』英雄派が絡んでいる場合がある事などな。朱乃なら俺は話していいと思ったからだ。
「・・・・という事だから、例え心配でもリアスには言わないでくれ」
『なるほど、分かりましたわ。リアスには決して言いませんが、また何かあれば連絡下さい。ではこちらはそろそろ授業なので、これで失礼させてもらいますわ』
電話終了後、ヴァーリ達に朱乃らに送った写真に狐の妖怪が囲んでいるらしいと言うと確かに囲まれているように思えた。
「確かに写真には妖怪がたくさん写ってますね」
「そのようだが、今はあちらからコンタクトが無い以上は言わない方が良さそうだ」
「それよりも本当に金だったな!銀閣寺は銀じゃなかった」
「まあな。あれ?あそこにいるのアーシア達じゃねえの」
そんで近くにアーシア達を発見した俺らは、アーシア達と合流を果たした。俺達はアーシアのとこに行くと松田と元浜と桐生が驚いていた。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ