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貰った特典、死亡フラグ
死亡フラグ貰いました。
6話:平和な日々は望めない。望めばフラグ
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目指す。やっとの思いで到達したがドアノブに手が届かない。

 その瞬間勢いよくドアが開いた。

「! ダレン、動いちゃダメって、いやそんな場合じゃない! 早く逃げよ!」

 こんな時、俺はマリを救えるのだろうか……


●●


 外に出てみると、そこはまさに火の海といったものだった。炎が揺らめいている様は綺麗に見えた。皆ががんばって造った家は焼け、人が倒れている。

「だ、大丈夫ですひっ!」

 倒れてい人を起こしてみると、血を沢山流していた。片腕もない。

「誰が、こんな……」

「マリ!」

「お母さん!」

  こっちに走ってくるお母さんは片腕を押さえていた。頭からは血を流している。

「お母さん! 何でこんなっ」

「マリ、早く逃げなさい! ここにいては危ないわ、ダレン君を連れて早く!」

「でも、お父さんは……」

「いいから、早く逃げなさいあなた達だけでも早く!」

「ぐほぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 どこからか悲鳴が聞こえた。ここから近い!

「マリ、行きなさい!」

 わたしは状況がよくわからないまま家の中に入っていた。するとわたしの部屋から大きな音がした。

「! ダレン、動いちゃダメって、いやそんな場合じゃない!早く逃げよ!」

ダレンは起き上がろうとして、ベッドから落ちたのだろうか。いや、そんなことを気にしている暇はない。早く逃げなくては!

「ん、重い……」

 やっぱり、ダレンを支えて歩くのは大変だった。わたしより身長が高いから当然だが、ダレンの体に力が入っていないこともあるのだろう。ダレンはさっきより苦しそうだ。

「何で、あんなことが……」

 お母さんの必死の表情。まるでこのままでは死んでしまうかもしれない様だった。確かに死んでしまっていた人もいた。

「ダレン、大丈夫。わたしが絶対助けるから!」

 今まともに動けるのはわたししか、いない。だったら、ダレンを助けるのはわたし、そうするしかない。

 やっとの思いで、近くの森に逃げたわたし達。ここまで来れば安全かもしれない。そう、思っていた。

「全員殺したかと思っていれば、まだ残っていたとはな」

 目の前にいたのは、日本の剣を持った隻眼の女性。剣には血が付いていた。

「ひっ!」

 女性は段々と近づいてきた。それはまるで、一歩近づくごとにわたし達の死が迫っているかの様だった。

「なるほど。いやに抵抗する銀髪の女がいたがこのためか?まあ、いい」

 銀髪の女? まさか、お母さん!? 許せない! この人がお母さんを、皆を!

「何でこんなことするのっ!?」

「私も別に好きでやっているわけではないが、生きるためには必要でな。不本意
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