第3章 リーザス陥落
第70話 ジオ戦前の休息
[10/18]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
くれ。今回はオレも、もう少し休む。……今まで 休め休めって言ってきたオレが、休んでなかったら、正直 休みにくいだろうし。と言うか、率先して色々としてきたから 皆に配慮が足りなかったよ。他のカスタムのメンバーにも言ってくるから、3人も手伝ってくれないか? とりあえず、今 絶対に働いてるであろうカスタムの面々から。真知子さんと優希に関しては もうOKだ。まぁ、ちょっと時間かかったけど、休憩時間 2時間は取るって事で、納得してくれた」
現れたのは、勿論ユーリだ。
清十郎と話していた事もあり、一番最後に司令本部から出てきたから この様になっている。真知子と優希に関しては、戦えない分 頭脳で、情報戦で貢献をし続けてきた。肉体的疲労は圧倒的に戦う側から比べたら 少ないからこそ、……そして だからこそ 自分達に出来るを最大限に発揮して、力になりたい、と思っているのだ。
「ぁ……ぅ……」
「………」
当然ながら、突然事であり、動けない、と言うか 何を言っているのか 耳には届いているけれど、頭に入らない。
「ん? どうかしたのか?」
2人の心情など判るはずもないユーリは首を傾げていた。それを見たミリは にやっと笑う。
「ま、確かにユーリが休むから、と言う名目なら 連中が休む可能性は高いわな。皆お前さんに世話になったんだし、お前さんの背中見てきたんだし。ん〜、でもマリア辺り、整備が主体の組は、微妙な所があるけど……、機械弄るのが休憩になる! って言いそうだし」
「あー……、ま そうなったら 各々に任せる事になるわな。バレスが、軍の人たちが目を見張る程 カスタム組は 働き通しらしいから、余計な気を着せない程度に抑えて欲しいかもな」
ユーリもミリが言う事が正しいと思う。マリアが機械を触っている時、本当に楽しそうだから。機械を愛している、と言わんばかりに整備、開発、……接しているから。
「ってな訳で、無駄かもしれねぇけど、マリア達はオレに任せろ。ミル・トマトに関してもだ。『ユーリも休んでるから』『ユーリたっての願い』を使うよ。 ミルにはちと威力不足だから 姉権限の発動。これらを駆使してくるわ」
「……へんな事言うなよ」
「判ってる判ってる。自由都市奪還の最後の一手だし。まだ 総本山である リーザスが残ってる、だが、ここらが山場なのは明白だ。ちゃんとする。……っとと そうだ ユーリ」
ミリは笑顔で 2人を指さした。
「2人を頼むぜ? ちゃんと休ませてやれよ」
「ん? 頼む?? ちゃんとここにいるんだから、訊いてるだろ? ……いや、ちょっと 訊いてない感じがするな」
「ははっ! それに、ユーリと話したい事があるんだとさ。かなみと志津香。……訊いてやれよ」
「?? 別にかまわないが」
ミリ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ