リリカルなのは編
第八話 オレ、『八神はやて』と一緒に暮らしているんだ………
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
とりあえず、俺の家に放課後連れ帰り、らいとと詳しい話しをすることにする。
まず、第一に聞いたのは、どう原作介入するかだった。
すると返ってきたのは、
「オレ、『八神はやて』と一緒に暮らしているんだ………」
と言う答えだった。
「な、なんだってー」
思わずネタに走った俺は絶対に悪くない。
「いや、真面目な話しなんだが」
ゴメン、ワケわかんないよ………。
で、真面目に聞いてると、「やがみらいと」君は、「らいと」を漢字で書くと「頼られる人」で「頼人」、「夜神月」君ではなく、「八神頼人」君だったのだー。
うん、想像の斜め上の展開だ。デ○・ノートのイメージが強すぎてまったく思いもしなかった。
もう笑うしかないね。
それからわかったこと。
頼人の父とはやての父が兄弟だったということ。
はやての父母が事故で亡くなったとき、認識阻害の魔法のせいか、あるいは『ギル・グレアム』が手を回したのか、その死亡連絡すら来ず、亡くなったことすら知り得なかったこと。
その後、頼人の父母が亡くなり、連絡しようにも連絡が取れなかったこと。
埒が開かず困惑していると、その住所が「海鳴市」、従姉妹の名前が「八神はやて」と初めて知り、まさかと思いつつも直接訪問したら、まさに『リリカルなのは』の『八神はやて』の従兄弟が自分だと知ったこと。
最初の頃は両親の死亡から何の連絡もしてこなかった親戚としてはやてから憎まれていたこと。
なんとか、和解して二人で暮らしていること。
頼人自身は、はやての両親の事故死すら管理局の関与を疑っていること。
故に、頼人の目的は「はやての足を治し、魔法はともかく管理局とは関係せずに地球で暮らしていくこと」
………………………。
………………。
………。
……。
…
無理じゃね?
『八神はやて』っていうと、原作2作目から登場する3人目のヒロイン兼魔法少女。
無害だった夜天の書から改悪された闇の書というアイテムに呪われ、両足が動かない生活を送らされ、両親を亡くし、過去に闇の書に不幸を巻き起こされた管理局という組織の権力者の一人『ギル・グレアム』に封印の人柱にされそうな少女。
アニメのご都合主義的な偶然と奇跡によって救われたが、闇の書改め夜天の書の持ち主という理由から、その後管理局に従事させられる不幸少女である。
若干?頼人目線の影響を受けているが、まぁ、おおむね間違っていないと思う。
ちなみに原作3作目に起きる事件は彼女がいないと解決できないと思うんだがその辺を聞くと、
「そんなのは知らん。オレが生きているのはアニメの世界じゃないんだ。未来に予定
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ