修学旅行はパンデモニウム
旅行初日の行き先×京都での任務
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たからな。
「京都の御大将が攫われたって事だな、関与した輩は・・・・」
「十中八九『禍の団』よね」
アザゼルが質問するとセラフォルーは真剣な面持ちで断言した。九尾の娘であるあの子は攫われた母親を探しているので、俺らが攫った奴だと勘違いしてた。なーんでこうトラブル続き何だ?呪われてるのか?俺達は聖なるオーラでお祓いしているから、祟られているのはグレモリー眷属の方かなと思った。
「ったく、こちとら修学旅行で学生の面倒を見るだけで精一杯だってのに。やってくれるぜ、テロリスト共が!」
「だよなー。こっちも折角の旅行なのに、こうも潰されるのはとても遺憾で面倒だぞ」
俺とアザゼルは忌々しく吐き捨てる。セラフォルーが俺とアザゼルの杯に酒を注ぎながら言う。
「どちらにしてもまだ公にする事は出来ないわね、何とか私達だけで事を収束しなければならない。私は、このまま協力して下さる妖怪の方々と連携して事に当たるつもりだけど、一誠ちゃん達はどうするの?」
「俺達は俺達で旅行を楽しみながら、索敵やら探索しようと思う。それで構わんか?ヴァーリ」
「ああ、恐らく英雄派の仕業だと考えたら俺達の戦力が必要だと思う。俺は一誠に従うよ」
「了解した、俺も独自に動こう・・・・ったく京都に来てまでやってくれるぜ。テロリスト共はよー」
酒をぐびぐび飲みながらアザゼルは毒づいてた。俺らもそうだが、祇園での舞妓さんと遊ぶ事が出来なくなるが家族旅行初日からやってくれたな。俺らはいいとして駒王学園の生徒らは、貴重な高校生活の修学旅行であるから無事に観光を楽しみたい所ではある。
「あのう、先生、俺達は?」
「とりあえずグレモリー眷属とシトリー眷属は、このまま旅行を楽しんでおけ。何かあったら呼ぶんでな、お前らガキにとっちゃ貴重な修学旅行だろうに?俺達大人が出来るだけ何とかするから、今は今で京都を楽しんでおけ」
「そうよ、リアスちゃんの眷属ちゃん達もソーナちゃんの眷属ちゃん達も。今は今で京都を楽しんでいってね☆」
「そうだ。お前達はお前達なりに楽しんでおけ、この先については俺達が何とかする」
そう俺は言ったが、匙達シトリー眷属と祐斗達グレモリー眷属も納得できない顔をしていた。何かあったら連絡するとアザゼルに言った後、俺達が泊まっている旅館に戻ってきた。アグニ達は、俺達が帰ってくるのを待っていたらしいのでその場で報告した。
「やはり『禍の団』が関わってるのか、奴らは許せんな」
「そうね、でも今の私達は表舞台にはまだ出られないわ」
ルシファーが言う通り確かにな。今は男の状態だが、元に戻せる事も可能だしルシファー自身が願えば男から女になるようにはしてある。今は無理だ、オーフィスもまだかもな。アグニだったら出れる
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