修学旅行はパンデモニウム
旅行初日の行き先×京都での任務
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おい、一ちゃん達は私服かよー、しかもソーナまでいるとは」
「そりゃそうだろうよ、アザゼル。俺達は家族旅行として来ているからな」
「まあいいだろう。この料亭の中にセラフォルーがいるから、とっとと入ろうぜ」
「ここにセラフォルーもいるのか。だからここを待ち合わせ場所へ指定した訳ね」
京都入りしていたセラフォルーだが、ここにソーナがいると驚愕以上となるな。アザゼルらはセラフォルーに呼ばれて、俺らはアザゼルらに呼ばれた。俺達とアザゼルとグレモリー眷属とイリナは、中に入って通路を抜けると個室があった。戸を開けると、俺達を待っていた着物姿のセラフォルーが座っていた。
「ハーロー!一誠ちゃん、リアスちゃんの眷属の皆、この間以来ね☆・・・・って何でここにソーナちゃんがいるの?」
「俺達は家族旅行で来たからな、当然人間界本家に住んでいるソーナも旅行メンバーって訳さ」
いつものテンションの高い挨拶だったが、流石にソーナがいる時点で驚くさ。着物似合っているが、長い髪を結っている所がティアとそっくり何だよな。シトリー眷属の二年生達は先に来ていたが、俺らを見ると視線が後ろに行く。
「お、兵藤に・・・・ソーナ会長!何故ここに!」
「一々驚くな、ソーナは俺達の家族旅行で連れてきたんだよ。匙」
生徒会メンバーは午後の先生方の手伝いだけで終わったらしいから、そりゃお疲れさんだな。ソーナを見た匙とシトリー眷属の二年生女子達は驚いていた。本来三年生は通常授業だからな、というか驚くのはソーナだけではなく俺達の格好でもあった。
匙達は学生服で、俺達は私服だが特にソーナとシーグヴァイラとレイヴェルは、デパートで選んできた服なので主に女性陣から羨ましいと言われた。何故ここにセラフォルーがいるのは、京都の妖怪さん達と協力態勢を得る為に来たとか。確かセラフォルーは外交面担当だったな。
「ここのお料理、とても美味しいの。特に鶏料理が絶品なのよ☆一誠ちゃんとアザゼルちゃんは酒と一緒に飲みましょう、匙君達も沢山食べてね♪」
俺らが到着するとセラフォルーが料理を次々と追加するが、大人組である俺とアザゼルとセラフォルーは酒を主に飲みながら料理をつまみのように食べていく。ロスヴァイセは酒が弱く、少し飲むだけで酔っぱらうので飲むのは止めろと言っといた。
「で?セラフォルーは京都の妖怪達と協力態勢を得る為に来たのだろう」
「まあねー☆私は外交面担当だし、ちゃんと仕事もするけど今この京都で大変な事態になってるらしいの」
「九尾の御大将が行方不明って事か?」
俺とアザゼルは酒を飲んでいたが、九尾の御大将が行方不明になっている事を言うとどこ情報なの?と不思議がっていた。ま、俺達もただ旅行で回っている訳ではないし狐の女の子から聞い
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