修学旅行はパンデモニウム
旅行初日の行き先×京都での任務
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勘違いをしてしまったのですがここに創造神黒鐵様がいるのであれば悪魔が誘拐をしたのではないと証明されました。申し訳ありません」
天狗がそう言ってたが、九尾の御大将ってこの京都を統一してる妖怪の大将じゃねえかよ!それが行方不明って事は、テロリストである『禍の団』の可能性が高いと思って納得した俺。
「そこの狐の女の子、俺達も手を貸そう。お前の母親何だろう?」
「そうなのじゃ。私の名は九重という、母上を助けてほしい」
そう言ってから撤退していった妖怪達。俺は、イリナとゼノヴィアとアーシアに状況を聞いたら俺らと同じように頂上を登ったら襲ってきたとの事だ。少し離れて場所に俺らもいたので、何とかなったがこの事に関してはアザゼルとロスヴァイセに伝えておけと言ってから俺らは伏見稲荷を後にした。
今ではヴァーリ達も警戒はしていたが、ここら周辺には妖怪達は既にいないな。駐車場まで戻ってから、今後の方針をどうするかを決めていた所だった。まさか九尾の御大将が行方不明とは、この付近にいる妖怪達は必死になって探してる訳か。
俺達は旅館に戻って夕食を食ったが、どれも京料理は美味しいな。湯豆腐に京野菜も良かったが、オーフィスが次々と食べていくので、このままだと食糧が無くなるなと思った。今頃、教会トリオ達もアザゼルとロスヴァイセに報告してるはずだから、皆にも報告をしといた。
「皆、聞いてほしい事が一件ある。この地の妖怪を束ねていた九尾の御大将が行方不明になったとの事だ」
「それは本当か?一誠」
「本当だアグニ。恐らくだけど『禍の団』が絡んでるような気がする」
もし本当なら恐らく英雄派の仕業かと思う、とっ捕まえるチャンスだなと思った。すると俺のケータイが鳴ったので出てみるとアザゼルからで、イリナから聞いたら。ここは協力して探そうという提案が来たが、俺達は家族旅行前提としてここに来ているからしばらく悩んでいた。アザゼルとロスヴァイセに報告すると予想通りにリアクションだった。
『何故京都で襲撃を受けたんだ?』
『事前に私達悪魔が京都旅行する事は、ここを統べる者達に伝わっているはずです』
『だがそこに、一ちゃんである創造神黒鐵様の波動で和解出来たからよかったじゃねえか。とりあえずまだリアスには報告をするなよ?余計な心配をさせたくないし、黒神眷属の「王」である一ちゃんならそう言うはずだ』
との事だった。そんでどうするか悩むが、アグニらが行って来いだった。待ち合わせ場所を決めてから、俺とヴァーリチームとソーナとシーグヴァイラとレイヴェルのメンツで行く事となった。待ち合わせ場所は料亭『大楽』なので、自家用車で行き駐車場に車を止めて進んだら料亭前に、アザゼルとグレモリー眷属と俺達のエージェントであるイリナがいた。
「おい
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