Another3 潜入ギガンティス
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?」
背中のセイバーに手をやり、シャドウよりも一歩前へ出ながら問い掛ける。
ルイン「…リベリオン?」
ルインが紡いだ単語に、その男はゆっくりと口を開いた。
「いかにも…」
低い、厳然たる声。
「リベリオン総帥、イプシロンだ」
エックス「っ…」
反乱組織リベリオンの総帥が自分達の目の前に現れたことにエックスは目を見開く。
ゼロ「ほう、そのお偉い総帥様が、わざわざお出迎えか?」
イプシロン「君達のことは、よく聞いている。イレギュラーハンターの諸君。エックス…ゼロ…。君達は優秀なレプリロイドだ。どうだ…?我々の理想の為、共に戦うつもりはないかね?」
ゼロの挑むような口調に対してイプシロンはこちらを勧誘するように言う。
エックスはそれに驚くが、ゼロとルインは既にセイバーを握り締めていた。
ゼロ「ふざけるな!!」
ルイン「お断りします。私達は誇りあるイレギュラーハンターです!!どんな理想を掲げてもあなた達のしていることは間違っている!!」
ゼロ「それにどんな自信があるのか知らんが4対1だ。貴様に勝ち目があるとは到底思えんがな」
しかもこちらには対リベリオンのためのハイパーモードと言う切り札があるのだ。
ハイパーモードを持つエックス達3人を相手に勝てるはずがない。
イプシロン「ふむ、そうかな?」
ルイン「え…?」
首筋に熱を感じて目線だけ移すとシャドウがこちらに左腕のレーザーエッジを向けていた。
ゼロ「シャドウ…お前まさか…」
イプシロン「シャドウは我々の理想に共感してくれている。さあ、君達はどうするかね?」
ルイン「………」
ルインはシャドウにも気付かれないようにセイバーのエネルギーをチャージした。
ゼロもエックスもルインの考えに気付いたのか、切り札を使う用意をする。
ルイン「イプシロン…これが…」
ゼロ「…ハイパーモード・アクティブフォーム!!」
ゼロのアーマーが橙色に変化し、通常時とは桁外れの機動力でシャドウの胸を斬り裂いた。
シャドウ「ぐっ!!?」
ゼロ「ハンターの魂をイレギュラーに売り渡すとは失望したぞシャドウ!!」
ゼロナックルによる一撃を胸に叩き込むことでシャドウを壁に叩きつける。
エックス「ハイパーモード・ファーストアーマー!!スパイラルクラッシュバスター!!!!」
次にエックスがハイパーモード・ファーストアーマーを発動し、ファーストアーマーの最大出力チャージショットのスパイラルクラッシュバスターを放った。
並みのレプリロイドのなら塵にしてしまう破壊力だが…。
イプシロン「…………」
イプシロンは掌にエネルギーを纏わせるとスパイラルクラッシュバスターを片手で
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