Another3 潜入ギガンティス
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いアーマーなのだ。
そして…。
ファーストアーマーは元々ダッシュ移動が使えなかったエックスにその能力を与えたフットパーツを持っている。
元々持っているエックスのダッシュ能力とファーストアーマーのフットパーツ機能の相乗効果で地面での移動の機動力なら歴代の強化アーマーを上回る性能になった。
エックス「喰らえ!!スパイラルチャージショット!!!!」
ファーストアーマーのバスターから放たれた拡散弾を束ねた一撃がヒポポブレッサーの砲門に炸裂した。
ファーストアーマーの最大出力チャージショットであるスパイラルクラッシュバスターは発射時により高威力の拡散弾と凄まじい衝撃波を放つためにより多くの敵を屠れるのだが、こんな廃墟では崩落してしまう可能性がある。
故に出力を抑えたスパイラルチャージショットを放ったのだ。
いくら出力を抑えても拡散弾の1発1発が通常のエックスのチャージショットに匹敵するそれはヒポポブレッサーを完全に粉砕した。
エックス「(やはりアリア博士の技術力は凄い…いくらフォースメタルの恩恵があったとしても完全にアーマーの性能を再現出来るなんて……)」
ルイン「久しぶりにファーストアーマー見たけど、スパイラルチャージショットはやっぱり強烈だね」
エックス「ああ、アリア博士の技術力には毎度脅かされるよ」
ソニアがルインにアンチロックを使ったのだろう。
バインド状態が解けている。
エックスもハイパーモード・ファーストアーマーを解除し、ゼロとルインの元に歩み寄る。
ゼロ「少し手こずったが、早くシャドウと合流するぞ」
エックス達は持参していたエネルギーパックを飲み干し、消費したエネルギーを補給する。
特にハイパーモードを発動したエックスはエネルギーパックを2本も消費してしまった。
エックス「(強力だけど、このエネルギー消費は考え物だな。後でアリア博士に頼んでみよう)」
ハイパーモードの欠点に気付いたエックスはゼロとルインに続いて最上階に向かうのだった。
屋上に着くと、激しく降っていた雨は止んでいて、美しい満月が見えていた。
かつて前世紀で凄まじい戦いがあった月の光を受けながらシャドウは静かに佇んでいた。
エックス「シャドウ!!」
ルイン「良かった、無事だったんだね……」
仲間の無事に安堵するエックスとルインだが、シャドウはこちらを振り向かず、前を見据えている。
シャドウの視線を辿ると、そこには漆黒のマントを纏い、パイザー越しにこちらを見据えるレプリロイド。
ただ者ではないとエックス達は感じ取る。
ゼロ「…何者だ
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