The first season 〜人と獣〜
第一章 【獣の勇者】
第4狩 《プ●リンとかマカ●フとか、ギルドの偉い人ってとても偉い人には見えないよね。》
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咲が一切喋ってないことに気づいた。
(あれ?そういえばなんで小咲は黙って......やっぱ緊張してんのかな.....)
花煽は隣に立っているはずの小咲の顔を横目で見ようとした。しかし、花煽が見やったそこには誰もおらず.....
「きゃ〜〜♪このソファーすっごいフカフカ〜?」
小咲はソファーで飛び跳ねていた。
「ちょ!!おまっ!!えぇぇぇぇええええええ!!!!????なにしてんの小咲さんんんん!!!!!!!」
花煽がメッチャ焦った様子で小咲にツッコむ。だがしかし、やはり小咲はいつもの通りに答える。
「何って....ソファー見たらやることは一つじゃない?」
「それガキの思考回路じゃねぇか!!!確かにこのマスターガキっぽいけど“見た目は子供!!頭脳は大人!!”みたいなあの某探偵みたいなあれなんだよ!!」
花煽がそこまで言った時。
「ホント、気持ちいいよね♪これで飛び跳ねるの♪」
その向かいのソファーで瑞花が同じように飛び跳ねてた。
「見た目も頭もガキだったぁぁあぁぁぁあ!!!!!お前ホントにマスターかよぉぉお!!!?」
「仕方なか。楽しいもんは。ねぇ〜小咲?」
「ねぇ〜鈴ちゃん?」
「お前らもう意気投合したの!?雷獣もビックリのスピードだよ!!!ってかいい加減にしろよてめぇら!!!こっちはただでさえあんなくそ長い階段上ってきてんのに、こうもボケてもらっちゃツッコミが追い付かねぇよ!!!!」
「お!?やっとため口使った!!」
「あっ!」
瑞花は少し悪い笑顔をみせ言った。しかし、花煽は冷静になっていった。
「.....今の無しで。」
「え〜.....せこいな〜....涼ちゃんが俺にため口使うようになるまでふざけ続けるばい?」
「いやっ何でですか!?ってか涼ちゃん!?」
「なんでって....チームパーティー組むんやけ、親しみやすいように。」
「はぁ!?パーティー!?まだふざけるんですか!!?こっちは油売ってる暇はないの!!事件は現場で起きてんだよ!!!」
花煽はマスターにツッコミまくる。
しかし、マスターは少し真面目な顔になり言った。
「いやぁ......パーティーを組むって...案外ふざけてないんだけどね。本件に非常に重要にかかわることばい?」
「は?」
花煽は、それを聞いて驚いた。そして確認する。
「...マジですか?」
マスターは、ソファーから立ち上がり、自分のデスクに向かいながら言った。
「ホントだよ?ついでに言えば、君たち二人が同時期にここに異動になった理由もこの件がからんでくるとよ。
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