暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第八章 反転
第7話 荒れ狂う戦場
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然。

ジェシカがいる廃ビルから、多数のミサイルが飛んできた。

真那「やっぱりそんな甘くねーですよね」

折紙「……意外としぶとい」

折紙は随意領域で防ぎ、真那はそれを全て斬り倒した。

ジェシカ「真那ァァァ!!折紙ィィィ!!!」

その時のジェシカは酷いものだった。

顔は怒りに染まり、歪み、狂っていた。

身体も装備もボロボロだ。圧倒的不利なのにまだ戦う意思を見せている。

ジェシカ「その剣は、ななな何なノ?」

真那「『村正』のレプリカ……名前は『一閃』。ただ、それだけですよ……」

ジェシカ「真那ァ……ど、どうして貴方は何も無しニ飛べるのォヨォ……」

その質問に、真那はニヤッと笑った。

真那「″私の実力なら当然のこと″ですよ。私は至って″普通の魔術師″です」

ジェシカ「真那ァ……」

と、真那は言っているが実際は土御門達が自分を装備無しで戦えるようにしたのだ。

その結果、神裂火織に本気を出させるほどに強くなってしまった。

ただ、それだけだ。

ジェシカ「真那ぁぁぁァァァ!!」

と、雄叫びながら先ほどとは比べものにならないぐらいにミサイルが発射してくる。

「「なっ……!?」」

どこからそんなミサイルを……と考える暇もなかった。

折紙は随意領域を展開しながらミサイルで応戦する。

真那は全てを斬りつけるのは無理と瞬時に判断し、ミサイルから逃げる。

もちろん、ミサイルは真那を追跡してきた。その数は計り知れないが、相手しきれない程ではない。

真那「『推斬(スラスト・キラー)』!!」

と、真那が叫ぶと先ほどと同じように『一閃』が光りだした。

それをミサイルが″遠い所にいる時″に水平斬りをした。

と、無駄なことに見えたつかの間、



白い『弧』がミサイルに向かって飛んでいった。



その『弧』に当たったミサイルは爆発した。

真那「まだまだです!」

真那はその白い『弧』を立て続けに飛ばしていく。そしてミサイルは真那のところに到着する前に爆発し、破片が落下していく。



推斬(スラスト・キラー)

斬撃を前に放出する技。



と、

突然、ミサイルは真那の予想斜め上の行動をしてきた。

真那「…………え?」

いつの間にか、ミサイルによって囲まれていた。

そのミサイルは空中浮遊していて、まるで自分は人間に囲まれた兎のようだった。

前後左右上下、その隙間を埋めるように何個ものミサイル。



逃げ場なんて、まるで見つからなかった。



折紙「真那!!」

折紙が叫ぶがもう遅い。ジェシカはその光景を見て不敵な笑みを浮かべ
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