暁 〜小説投稿サイト〜
夢の終わるその日まで
√明久
そんな気がするの
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
私、清楚ですか?それとも、おしとやかですか?」
怖いと言いつつも、聞きたいことはしっかり聞いておく。
「それを自分で聞いたら例えそうだとしてもそうでなくなるからやめたほうがいいぞ」
「それも一理」
さっきの人よりもこの人の方が昔から知り合いだったような気がする。
「君と私はどこかで会っているかな?」
「……」
不思議な顔をしていた。というより何かを考えているような顔をしている。少し間が空いてから口を開いた。
「会っているわけないだろう」
「そうだよね、何故だか懐かしい気がしてしまった。それだけです」
「ああ、そうか。まあ、これからよろしくな」
「うん、よろしく」
やっぱり、気のせいだ。彼にしたってあの子にしたって会ったことあるはずがないのだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ