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夢の終わるその日まで
プロローグ

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色々なことがあった俺達。
俺達の輪はさながらcommitteeという関係のようであった。一つの花を中心に何か夢を見させられているような毎日だった。
なにげない集まりが、かけがえのない時と知らずに俺達は過ごしていた。お前がいた時。お前がいない時。お前といる時。長い時の果てにたどりつくのは、どんな記憶だろう。
 いつか流せるだろう、完璧な涙を。あの日。本当に夢が終わるなんて、誰も信じちゃいなかった。失ってもその人を想う、夢を越えて。俺は忘れない。そこにかけがえのない夢があったことを。だから俺は消えていこうと思う。あした逢えることを願って。
その時、俺は絶望に試される。記憶の中に失くしたものは……泣虫なお前?天使?のかけらだった。
お前を守る。そう決めた。人を好きになれること、時間が平等であること、記憶が戻ること、それくらい望んでもいいじゃねえか。守りたいもの、かけがえのないもの、失いたくないもの。どうしようもなく、手放したくないもの……。でも、守りきれなかったあの夏。

いつでも、いつのときも。届け、愛しいあなたに。
目覚めたとき、私には『過去』がなかった。そして傍らにいた貴方には『私』がいなかった。人生の宝物を探しにいこう――それは、とてもちいさな、とてもおおきな、とてもたいせつな青春?イマ?
未来へ届け、かつて交わした約束。いつか還るべき場所へ。夢が終わる、君のいない夏が来る。夢と現実、癒されぬ痕。
このあふれる想いを、爽やかなこの風に乗せてあなたにそっと伝えます。
絆を、そして大切な人を初めて求めようとした瞬間、夏はどこまでも続いてゆく。あなたが待つ、その大気の下で。
 距離0メートル。ふたり一番近い場所。弱さを認めてこそ、人は強くなれる。あなたとひとつになるためにきっと私は生まれてきた。好きになるって、こういうこと。きっと。それはきっとどこにでもある、ありふれた物語。知っていますか?私がここにいる理由を。未来のために、いま恋をしよう。瞬く星に想いを寄せて―――

たいせつな人に遺したいものはありますか?
突きつけられた厳しい現実、ならば新たな関係を築こう……。かつての仲間との絆を信じて。恋の雨は、いつか晴れる。再び巡る、この恋のソラの下で。すべてを思い出せ。白い花は、ただあなたを待つ。
それは、世界を侵す恋。
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