第26話 =休息=
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「『女ってわかんねー』」
何故だか俺とソラの会話、といってもほぼ独り言なんだが…それも気にせずトークを続ける3人。
それに対し再度ため息をつく俺。
ここで武器を最近研いでないな、ということを思い出したので「おーい」と呼びかけ3人に俺の存在を呼びかける。
「俺、今からリズベット武具店に行くけど…どうする?」
「えー、ご飯はー?」
「お前も作れるだろうが!」
サチが文句を言ってくるもサチも料理スキルが高いので料理出来るはずなので問題ないとは思うけど…それを知っているので思わず呆れながらも声を上げてしまう。
料理スキルの高さは恐らくどっこいどっこいだろうけどレパートリーはサチのほうが絶対に多い。料理の知識は現実が関係してくるから俺は必要最低限しか作らなかったし…ここでは俺は料理よりかスイーツの方が多い。
その原因もこの女子たちなのだが…
「…分かったわよ、たくぅ」
なにやらぶつぶつキッチンに入っていくサチ。
「サチ、リズの分もよろしくー!…で、シリカとユカはどうする?」
「私は…ナイフ補充しておきたいからついていくわ」
ナイフに効果をつけるのはナイフを作る鍛冶屋、それと薬を作ることの可能な調合士が必要不可欠だ。俺たちの場合リズが鍛冶、あと必要な調合士はユカが結構スキルレベルを上げているのでそれで足りている。
「私も行きます。ここにいたって暇ですもん」
「うわ、ぶっちゃけたな」
「皆行くなら私もいくよー」
キッチンからサチの声が聞こえてくる。そりゃこんな何もない家に1人はつまらないよな。
すると、もう料理を終えたのか包みを持ったサチが奥から出てきた。
「どうせ行くなら皆で食べよ」とのことらしい。包みを1つ1つ俺たちに渡し、リズの分はサチが持っていた。
今日は攻略に行くことはないか、と考えながら晩飯のことも考えているともう外に出ていた3人からせかされ俺も外に出ることにした。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ