第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第三章 成長
第15話 ゲームオーバー!?
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ュウさん!!」
「良いんだよシリカ、でも俺が無理そうならクリスタルを使ってくれ」
「……分かりました」
どうやらシリカはこのSAOが始まってから一緒にいるため、俺が言ったら聞かないのが分かってきたらしく、すぐにしぶしぶ納得してくれた…
「んじゃ、行って来る!」
「ああ、頼んだぞ!」
「無理しないで下さいね!」
そう言って俺はドラゴンに向けて走り出した。
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「うおーーーーーー」
俺はドラゴンに向けて《体重移動》を使い攻撃をした…ゲームが始まってからもう少しで3ヶ月になる……その間の練習で《体重移動》はソードスキルと合わせなければ、ほとんど成功するようになっていた…(ソードスキルのモーションと合わせると、まだ約6~7割)
しかし《体重移動》はあまり人に見せたくなかったが、この場合は仕方ない…なぜなら、今はソードスキルの硬直時間は命取りになるかだ…
なので俺はソードスキルを使わなくても、ダメージの多い《体重移動》を使って攻撃をしていた。そして何度か攻撃してドラゴンが動くとその攻撃を俺は避ける…
俺は得意だった卓球で、相手の先を読むのが得意だった。なのでドラゴンの攻撃もさっきまでの戦いを見て、ある程度の攻撃パターンを分かっていた。
…ドラゴンの攻撃する速度は違っても、攻撃モーションは違わないらしい
なので俺はドラゴンに攻撃を与えては避け、与えては避けの繰り返しを続けた。
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「グォーーー」
しばらく戦った後、俺はドラゴンのそんな声で正気に戻った……どうやら戦いに集中しすぎて、周りの事を忘れてしまっていたらしい…
ドラゴンが攻撃をやめている間にドラゴンのHPを見ると、あと1/5ほどだった。
「シュウ!」「シュウさん!」
声の方を見てみるとキリトとシリカがいた。
「バカ! さっきから声かけてるのに!!」
キリトがそんな事を言った……あ〜、そういえば声が聞こえてたような…
「あ! 悪……」
「グォーーー」
そして、キリトに返事をしようと思っていた所で、ドラゴンが《ブレス》のモーションに入っていた……
(マズイ! このままじゃ!)
俺は自分のHPを確認すると半分くらい残っていた……しかし、あの《ブレス》の直撃を耐えられるかどうか…避けられる距離でも……
そんな悩んでいる中、俺は頭に一つの思い浮かんだ……けど、こんな方法……
(………もう考えてるだけ無駄だ!! どうにでもなれ!!!)
そう思い、俺はドラゴンの口を目掛けて《値移行》で一気に近づいた。
そして、ドラゴンの口の下に向けて《体重移
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