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リリなのinボクらの太陽サーガ
閃光
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……。でも実際はファーヴニルの対抗策を私が知っているかもしれない、という事を考えて心配したんじゃないの?』

「そんな事はありません! 確かに一時はそう思ったかもしれませんが、それよりもあなた自身の命の方が大事だと私達はすぐに思い直しましたよ!!」

「マキナさん……やっぱり、ニダヴェリールの事で怒ってるのね。次元世界の人間があの世界の魔導結晶などの物資を搾取し、ラタトスクが管理局の欲望のトリガーを引いた事で滅んでしまったのが……どうしても許せないのね?」

『……まあね。正直に言うと、もう次元世界の人間は信用できない。アレクトロ社から出た後に色々良くしてくれたカリムやシャッハにも裏があるんじゃないかと勘ぐって、もう心を預けられなくなってる』

「裏だなんて……私達はそんな事考えていないわ! 考えていないのに……あなたはもう信じてくれないのね……。故郷を燃やされて、世界を破壊されて……それでも信用してくれだなんて虫が良いにも程があるものね……」

「流石に私達でも理解できます。誰だって故郷を破壊されたら、普通は許せないですよ。例え一部の人間が暴走した結果とはいえ、管理世界に属している以上は私達にも責任がありますから」

『うん。だからカリム、今ここであの時の返事を言うよ。私は聖王教会には入らない、ましてや管理局なんて絶対に入りたくない。私はサバタ様が用意してくれた居場所でマテリアルズの皆と、そして……シャロンと一緒に歩んでいくよ』

「シャロン? その名前ってもしかして、ユーノさんが言ってたニダヴェリールで再会した昔の友達のことかしら……?」

『そ。シャロンは私の大事な……とても大事な友達。彼女を守るために、私は再び銃を取った。管理局の裏にとってニダヴェリールの真実を知る私達はどうしても消したい存在だろうから、その脅威に立ち向かえる力を取り戻した』

「そうですか……せっかく離れた戦いの道に再び戻ってしまったのは残念ですが、それも仕方ないと言えますね。私達にあなた達を守る力が足りず、不甲斐ないせいでもありますから……。サバタさんが用意した居場所がどういう所なのか私達では知る由もありませんが、マキナさんがそこでやって行こうと言うのなら、私はそれを見守らせてもらいます」

「私もシャッハと同じ意見よ。まぁ今はともかく、今後もせめて敵対だけはしないで欲しいわね。私達だって、過去のサルタナさんを思い出す境遇のマキナさんとは戦いたくないから」

『それはそっちの態度次第だね。とにかくそういう訳だとわかってくれて少し安心したよ。……あ、丁度いいタイミングで用意が終わったみたい』

マキナ達の話が終わったのと同タイミングで、俺達はラプラスの外付け格納庫から取り出したある物を一式この場に用意できた。2本の特別製の支柱、中央に
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