機動戦士ガンダムSEED編
第22話
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の戦いで武装を全て失っている。中に乗るバルトフェルドとアイシャの命は完全にオレが握っている状況であり、それなのに殺さずこうしている状況が不思議であり、同時に不気味なのかもしれない。
……あまり悪印象を持たれるのはまずいな。それに時間をかけるとアークエンジェルの連中に感づかれる可能性もある。早急に要件を済ませてしまうか。
「──ああ、ある。あんた。いや、あんた達に提案がある」
『提案? ……言っておくが、投降しろというのならお断りだ。これは、彼女も同意見だ』
「……そうとるのも無理はないが、オレの提案はそれとは別のものだ」
『別…? ─一体、どんな内容なんだい?』
全く予想がつかないのか、バルトフェルドは先程より一層困惑しながら聞いてきた。
……それはそうだろう。何せ、普通なら敵にこんな事を言う奴など戦場には居はしない。オレ自身もそう思うし、何よりさっきの返答から全く受け入れられない可能性が高まってきた。
……だが、これはアークエンジェルに乗り込んだ理由の一つであり、今後どうしても達成しなければならない問題だ。
──だから、何が何でも話を通してみせる。
そしてオレは、その提案を二人に向けて持ち出した。
「オレの仲間にならないか?」
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