第二話
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がぁぁぁぁぁ!!?もうやめてぇぇぇぇぇぇぇ!!
今の俺は顔をとんでもなく真っ赤にさせているだろう。それを自覚出来る程顔が熱くなっている。
あ、あ、ああああああああああああああ!!
「ああああああああああああああ!!」
『え?ちょ!?大丈夫!?月華!!?』
──────────────────────
………あれ?
どうしたんだ、俺?確か…………あれ?思い出せない…………?
てか此処、精神世界じゃね?
すると、目の前にフランが居る事に気付いた。だが、フランは体育座りをして、顔を埋めていた。
「………………おーい、フラン?どした?何が有ったんだ?」
呼び掛けると数瞬だけ間を置いて顔を上げた。何故だろう、何処かやつれてる様な………。
「……………………………………月華。何も覚えてないの?」
「へ?あ、ああ。」
何だ突然?まぁ、能力が使えるかフランの身体を借りて試そうとしたのは覚えてんだが………。
「─────────月華」
「お、おう………」
何だか有無を言わさぬ声音で俺の名前を呼ぶフラン。
「いい?何が有ったのかは絶対に詮索しないで。言っとくけどこれは月華の為に言ってるんだからね?いい?」
「イ………Yes Ma'am!」
俺はただ頷くしか出来なかった。
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