悪魔のお仕事〜短編集〜
神の怒りに触れた現四大魔王
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「まあまあ、一誠君にグレイフィア。リアスはよくやっているではないか」
何でここにサーゼクス来てるの?と思ったら結衣が通したらしいが、魔王の登場にリアスは立ち上がり皆も驚いていたな。
「お兄様!」
「やあ、リアス。ごきげんよう、元気そうで何よりだ。眷属の皆も変わりないようし、一誠君も相変わらず元気そうだね。手ぶらだと失礼かと思ってね、お土産を持ってきているよ。私がプロデュースしたリアスの写真集だ。タイトルは『冥界と人間界で有名な姫様〜リーアたん成長編〜』さ。幼少の頃から、日本の高校に入学するまでの成長記録だよ」
おいおい勝手に作っていいのかね。眷属達に配ってるみたいだけど、俺らも欲しいと言ったらここにいる全員分配って見ていた。そういえばこの前リアスとアーシアが幼女化してしまった時があったけど、写真集には幼少の頃からの写真を見つけたらそっくりだった。
ついでにリアスの胸は、この頃から豊かに育っていたようだ。当のリアスは顔を真っ赤にしながら、見ないで!と皆から本を回収しようとしていた。可愛い反応だなと思い、俺らの分は図書室に厳重に保管しといてくれとメイドに言って保管しといた。
「サーゼクス、今日は四大魔王だけで話し合う会議があるとか聞いたが、まさかグレイフィアの許可無く抜け出して来たんじゃないだろうな?」
「私はここから会議に参加しようと思っているけど、グレイフィアがここに来る事を知った後だったから無許可さ。私の映像だけリアルタイムであちらに転送すれば会議は成立『パシイィィィィィィィィイン!』・・・・痛いよ一誠君」
「全くお前はグレイフィアがオフの時を狙っていたのだろう、お前は少々オンオフで魔王を何だと思っているんだサーゼクス」
俺のハリセンがヒットしたお陰で、グレイフィアが不機嫌になる事はなかった。メイドをオフにするとサーゼクスは何をするか分からんから、今からでもメイドオンにしようと考えていたグレイフィア。オンオフでも夫婦である事で、仲が良さそうに見えた。
するとテーブルの上に小さな魔法陣が三つ出て来た。立体映像が各魔法陣から映し出されるが、ノイズが酷くて声が聞き取れなかったがやっと正確に聞こえてきた。
『サーゼクスちゃん!もう、勝手に人間界に行っちゃうんだもん!私だって、人間界に行きたいのにぃ!』
「やあ、セラフォルー。すまないが今、一誠君の家に来ているのだよ」
『あららら、本当ね。やっほー☆一誠ちゃん!それとリアスちゃんもいるの?』
「ごきげんよう、セラフォルー様」
「ようセラフォルー。そこの二人は、アジュカとファルビウムのようだが。久しぶりだな」
『はい、ごきげんようリアスちゃん。もうサーゼクスちゃんったら、そちらに行くなら最初から言ってよねー。アジュカちゃんも
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