悪魔のお仕事〜短編集〜
メイドオフのグレイフィア
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は、兵藤家当主として立派な責務を果たしていると聞いてますからね。自分の我が儘をお金で解決出来ると思っている点、思い立ったら即行動し過ぎてしまう点、独占欲が強い所は少しは緩和されたと思うわ。それでも決めないのは情けないわね」
「グレイフィアとリアスを比べない方がいいぞ?サーゼクスとの時は、一気に進めてしまったから発展したようなもんだ。リアスの同世代と言うのは、悪魔世界での事だろう?人間界と悪魔社会と比べるな、とは言わないがリアスの歳で身を固めている者は悪魔社会では確かにいるだろうな。それにここにいるソーナ、シーグヴァイラは俺の婚約者だが、俺は既に妻子持ちであるからな。だがグレイフィアの一理あるかもしれんな、高校を卒業したら社交界にお呼ばれされる機会が増えるだろうな」
「一誠様、確かに人間界と冥界では考え方も違うと思いますがそろそろ彼氏の一人くらいはいるだろうと思っていましたから。ですが一誠様の言う通り、ハイスクールを卒業されるとお呼ばれされる機会が多くなります。いつまで経っても我が儘娘としての認識を相手方にされたままでは、グレモリー家の恥となってしまいます。それより聞きましたよ、冥界にて一誠様主演の特撮番組が高視聴率だと聞いております」
「ありがとうグレイフィア。まあアレのお陰で、一般悪魔まで支持を得たから良しとする。俺のパートナーである奏との知り合い方は、まだ秘密だけどリアスのパートナーについての座学でもしといた方が良いと思う。大学生になったら、結婚までは兎も角として彼氏を見つける事が最優先だろうな。卒業したら即次期当主という考えは、まだまだ早いと前々からケルディムと話をしていたのだよ。人間界には大学院まであるからな、もちろん駒王学園大学部にも大学院がある。ケルディムとヴェネラナには既に許可済みとなっているから、早すぎるスケジュールを修正した方がいいと俺は思う」
「なるほど、確かにそうですがなるほど。グレモリー家当主様と奥方様には許可を貰っている事は初めて聞きましたが、一誠様の意見もその通りですね。悪魔社会では大学生になったら、早めに結婚の準備をしないといけないし卒業したらすぐに次期当主となってもらい夫を迎え入れる所まで予定として入れてみました。ですが確かにその通りですので、グレモリー家に戻ったら予定表を修正させて頂きます。ケルディム様の引き継ぎに関しては何か聞いていますでしょうか?」
「それに関しても冥界グレモリー家に行って、ケルディムの引き継ぎに関してはリアスが大学院まで進む場合を備えて俺やケルディムが色々と準備している。グレイフィアは、今の内に身を固めた方が良いと思っているけど妻子持ちの俺からすればまだ早い小娘だ。レーティングゲームも大事だが、そればかり頭に入れてしまうと女性らしさが薄れてしまうと言う事は俺も同意見である・
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