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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE1
第3話
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で…でも、何かあったら厄介だし、今回は思い留まるぞ。俺??-
 ̄と、この有様……。 ̄

カノンノ「じゃあ、また次の人を紹介するね。」
モロハ「あ、うん……」
 ̄カノンノが再び俺の手を引こうとしたその時…、 ̄

ロックス「あ、お嬢様。あんまり危険な事はなさらないで下さいね。」
カノンノ「解ってるって??」
モロハ「??」
-お嬢様?
カノンノが?どうゆうこと??-
 ̄ロックスの一言に、俺は衝撃のあまり硬直した。 ̄

ロックス「どうかしましたか、モロハさん?」
クレア「ロックス、カノンノの事よ。モロハ君は知らない筈よ。」
ロックス「あっ、その筈でしたね。モロハさん、実は……」
 ̄俺が硬直したのでロックスは気になったが、クレアさんの指摘で気がついて事を話してくれた。 ̄

ーーーー

 ̄なんでもカノンノは医者を務める両親の下に産まれた子で、ロックスはそれ以前から両親の家で使用人を務めていた。しかし、カノンノがまだ幼い頃に両親は戦争の最中に起きた伝染病で死に、以来ロックスがカノンノをずっと守り続けて今に至る。 ̄

モロハ「そう…だったのか……。」
カノンノ「私がまだ小さい頃に親が亡くなったから私、家族の顔はロックスくらいしか憶えがないの。」
モロハ「嫌な思いをさせちゃったね。ゴメンな…カノンノ。」
カノンノ「気にしないで、別に平気だから。それに、モロハだって記憶が殆どないからお互い様だって。」
モロハ「うん……。」
 ̄話を聞いた俺はカノンノが可哀想に思ったが、逆に励まされた俺、本当大丈夫なのか? ̄

カノンノ「じゃあ、次に案内するね。」
モロハ「あぁっ、宜しく。」
 ̄俺は3度カノンノに手を引かれてその場を後にする。 ̄

ーーーーーーーーーーーーーーー

続いては…、

「始めまして。私はヒルダ、ヒルダ・ランブリングよ。」
モロハ「モロハです…宜しく…お願いします。」
 ̄またも女性、しかもどこか貫禄のある雰囲気を醸し出している。 ̄

ヒルダ「私はこう見てもカード占いが出来るけど、どうかしら?」
モロハ「占い…ですか?では、お願いします。」
ヒルダ「解ったわ。
少し待ってね、準備するから。」
 ̄ヒルダさんはそう言うと、目の前に小さなテーブルを起き、その上に複数枚のカードを裏返しにして均等に並べた。 ̄
ヒルダ「さぁ、どれか一枚カードを選んでください。」
モロハ「うーん。じゃあ…これ。≪パッ??≫」
 ̄ヒルダさんにカードを選ぶよう言われた俺は、悩みながらもカードを選んだ。 ̄
ヒルダ「どれどれ……なるほど。あなたは何れ、大切な何かを背負う事になるわね。」
モロハ「大切な何か?」
ヒルダ「何とは言えないわ。とにかく、何かって事だけよ。
解るとすれば、明るい事もあれば暗い事もあ
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