暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
放課後のラグナロク
第二ラウンド・対悪神ロキと三体の神喰狼戦
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匙の気配を感じる』

俺はしばらく黒い龍を見たら通信が入ってきたが、相手はシェムハザだった。

『一誠様聞こえますか?』

『ああ聞こえるが、この黒い龍はヴリトラか?』

『はい。アザゼルが少々計算ミスをしてしまい、トレーニング開始後そのままの状態となってしまったのです。時間が来たのでこの状態のまま送ったのですが、どうやら敵味方の区別はついているようですね』

『もしかしてヴリトラの神器をくっつけたのか?』

『はいその通りです。ヴリトラは退治されて神器に封じられてしまいましたが、何重にも魂を分けられてしまいました。なのでヴリトラの神器所有者は多いのですが、種別に関しては知っての通りです。神器が多少の違いにより、各所有者に秘められていました。グリゴリが回収をして、保管しておいたヴリトラの神器を匙君に埋め込みました。一誠様との接触により、ヴリトラの意識が出現したので全ての神器が統合されたとアザゼルはそう言ってました』

『結果的には神器は統合されて、ヴリトラの意識は復活した事になるな。復活したばかりなのか、俺の無効化をすればいいのだな?』

『その通りですが、一誠様の無効化の力で無効化して下さい』

『了解した』

通信してる間、ロキはルフェイの捕縛魔魔法術で網にかかっていた。無効化の弾丸を撃ち出したら、黒い龍は消えて匙は倒れていた。ロキのとこに行くと捕縛魔術を解除しようとしていた。ヴリトラは直接的な攻撃よりも特異な能力を持っているから、他の龍王よりもパワーは無いが技の多彩さは随一だろうな。

それに元々神器を後天的に付加する事は危険行為となっているからか、二度としないが今回は特異なケースだからだと思う。新たな力を得ても悪魔の駒は変動しないし、基本ベースは黒い龍脈だから匙自身のステータスに変化はない。

「何だこれは北欧の魔術じゃない?これは何だ」

「さっき言ったろ、各方面の魔術書を読んだと。ミックスしてるから解けないぞ」

「という事で眠っていろ、ロキ」

またミョルニルに雷が宿った状態でハリセンにて叩き殴った結果、網はそのままだったが中で落雷したかのように黒煙が上がっていた。

「『聖書に記されし神シャルロット』が、なぜ禁手という現象と神滅具等と言う神を殺せるだけの道具を消さずに残したのか。こういう事が起きると想定したのか?なぜ人間に神殺しの術を持たせようとしたのだ?」

最後に言い残し、完全に気を失った悪神ロキだった。気を失って無かったら、もう一発撃ち込む予定だったがまあいいか。
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