放課後のラグナロク
歴代残留思念達による会議×学園祭に向けた準備
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
そろそろ寝ようとしていたが、俺とヴァーリは寝ると同時に神器の奥に行く事が多くなった。神器奥に行くには集中し意識を潜らせる為であるが、俺とヴァーリは目を瞑ったり寝る時に無意識に神器奥へ潜り込む事が可能となった事が最近になって知ったからだ。
最初はドライグがいる所でしか行けなかったが、ある日いつも通り意識を神器奥に行くとテーブルと椅子が置いてあり、歴代赤龍帝の残留思念がいた事に驚いた。
「お、一誠か。今日も来たのか」
「ああ。例の覇龍を逸脱した覇龍に関してのな、なので歴代赤龍帝と白龍皇を集めてほしい。今頃あちらも潜ったようだしな」
「分かったぜ一誠の旦那」
そう言うと次々と残留思念達が表情豊かにして、例の部屋に行くように言わせた。例の部屋とは歴代赤龍帝と歴代白龍皇が集まれる部屋があるからだ。そこなら一緒に話合えるし、邪魔が入らないからだ。まあドライグとアルビオンもいるからか、俺達の目標を話すには丁度良い部屋である。部屋に集まった歴代達とドライグとアルビオンと俺とヴァーリが集まった事で、例の会議を始める事となった。
「これより覇龍を逸脱した覇龍に関しての話し合いを始める。現在決まっている事は、名前だけだが『赤白龍神皇帝』となっている」
「赤白龍神帝でもよかったが、神皇帝なら丁度良いからな」
すると部屋のドアが開いたので、誰が来たんだ?と思えば歴代最強の赤龍帝だったベルザードとエルシャ、レノックスとアリアだったからだ。コイツらは普段なら奥の方にいて、出てこないはずのコイツらが来た事でドライグとアルビオンはとても驚いていた。
『おいおい歴代最強とベルザードとエルシャじゃないか!お前らは今まで奥にいたはずだ』
『レノックスとアリアもですが、神器奥にあるここに来たのは初めてじゃないのか?少なくとも私の記憶では、今まで奥の奥にいたからね』
「そりゃ一斉に集まっている歴代残留思念が、ここに一箇所に集まっているんだから気になるじゃない?」
「本当は二度と来ないつもりでいたが、何やら今代はとても面白いと聞いたんでな」
「俺達も出てこないつもりだったんだが、歴代白龍皇から来い来いと言われてたんでな」
「来てみれば、覇龍を逸雑した覇龍を考えていると聞いて来てみたのですよ」
まあこういう風に集まっていれば、自然的にやって来ても可笑しくないだろうな。歴代最強の者らはそれぞれの席に座った事で、改めて呪文に関する事を意見出しながら俺とヴァーリでホワイトボードに書いていく。二人で合せての呪文もそうだが、俺らの次に残留思念が言う所があるからだ。覇龍では呪いの言葉を発し続けていたが、今では神器奥で楽しみながら出番を待っている事が多いとの事だ。
「呪文に関しては、俺とヴァーリで考えているが恐らく完成だと思
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ