放課後のラグナロク
創造した地球の一つの『魔』×グレイプニル
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呼ばせてもらおう、とちょっと待て」
電話が鳴ったので出ると貴金属の用意が出来た事で、工場の外に行って魔法陣で運ばせてた。ドワーフ達は、喜んで何度もありがとうと言ってグレイプニルの作業を開始した。グレイプニルの強化は俺がやる事になった。神聖魔手を持っていて、あちらの世界では創造神黒鐵だから魔力を持っている。確かに魔神相剋者でもあるから、魔力は無限大だ。
しばらくユーミルと一緒にグレイプニルの作成現場を見たが、これがドワーフの力かと思った。鍛錬場に行くとモテールとアイシスが休んでいたので、回復魔法をあてたら体力を回復させた。そしたらダークエルフの剣士達が、王の力を見たいと言ってきたので俺はダークエルフの剣士と戦う事になった。
「手加減はしないようにな、では始め!」
ユーミルが合図を出した後、剣士は俺に向かってきたが紙一重で躱す。避けてから相手の力量を理解してから、相手の剣の刀身を人差し指と中指で止めて蹴りを放った。俺は次と言って剣士らを相手するが、ゼビアより弱いと判断して素手で攻撃して倒した。
次と言ったら皆、倒されていたから苦笑いしながらこの空間を回復魔法で回復させて剣士達は元気になった。剣は一度も抜いていない。
「ルイン、次は私が相手だ」
ゼビアが現れて皆、踵を合わせていた。ゼビア相手だと、流石に素手では無理と判断して剣を抜いた。しばらく構えていたが、音が鳴った瞬間俺とゼビアが動き出して剣同士火花が散った。俺は一旦離れた後、上段から振り上げたりしてはまた火花が散った。見ていた者達からすれば、驚愕していたが、一瞬の隙をついてゼビアの喉元にあてた。
「流石ルインだ」
「腕、上げただろう。この世界だと神聖魔族の王だし、模擬戦とはいえダークエルフに負けたと伝わったら俺の恥だと思ったからな」
手を差し伸べて立たせた。ゼビアも手が痺れていたが、俺の一撃は重いからな。するとグレイプニルを作成してたドワーフからの連絡で、完成したと言っていたのでグレイプニルを見ると見事だった。その後は俺の出番だ。神聖魔手と黒鐵の魔力を注いだ結果、前より強化されたグレイプニルの完成した。魔力を入れる前後では、決して切れない鎖になった。
「ありがとう、これでフェンリルを止められる」
「このくらいしないと恩を返せないので。私達をこの世界に移住させてくれた恩です」
「あの時は、たまたまあそこにいただけの事。それにオーディンは絶滅したと言っていたな」
「ワシからもお礼を申し上げる、私の代わりに強化をして頂いた。あなたは真の王だ」
「長老、ここにいる限りは魔族の王、神聖魔族の王ではあるが元いた世界に行くと始まりの神と云われている」
「創造神黒鐵様でしたよね?本当に存在するとは思いましたが、あなた様でしたとは」
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