暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第68話 ジオの町の異変
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られた。結果を見れば、毒気抜かれた思いだけど。

 
 とりあえず、前衛にランス、リック、清十郎。中間にユーリ、トマト、後衛に志津香、かなみ、セル、クルックーの陣形で戻る事にした。


 そして、その道中の事。

「はぁ、……なんで、睨んでいるんだ?」

 ユーリは背後から視線をすごく感じていた。
 そのまるで、背中に突き刺さるかの様な視線は、気配を探るまでもない。……だって隠そうとなんて、まるでしていない様子だったから。

 勿論、その根源は志津香だ。

「……あら。一体なんのことかしら?」

 しらを切っている様子だけど、全然説得力がない。視線を切ってもその雰囲気は全く消えていないから。

「幾ら何でも わざとらしすぎるぞ……」

 苦言を呈するユーリ。ここまであからさま過ぎたら意味ないだろう。

「……こっちが、バグやら モンスターやら、と相手してて、忙しい時に、あの魔人の女の子と楽しそうにしていて、やっぱり いい身分よね? と改めて思い出していただけよ」

 志津香が言っているのは、ハイパービル201Fの事。
 確かに、囮、時間稼ぎと言う事でユーリ1人で向かっていたが、彼にとってもサテラとの絡みは想定外だし、これでは、過ぎた事を……、と思ってしまっても無理はないだろう。

 だけど、ユーリはそんな風には思ってなかった。

「はぁ? って、おい。肩透かしがあったとは言え、相手は魔人だったんだぞ?……サテラ相手に いくらなんでも其れはないだろ。後、サテラの様子がおかしかったのはオレも認めるが、原因は知らん」

 エロヤックの要求はそれなりに大変だったのは聞いている。
 だけど、魔人を相手にすることに比べたら、絶対に難易度は格段に下がるだろう。結果を見れば、サテラがよく判らない状態だったから(ユーリの眼にはそう見える)、苦労といえる苦労はそこまでは無かった。……原因が判らないのは勿論ユーリ仕様(技能 鈍感Lv3)。

「……ふぅん」
「だから怖いって。それに、当たり前の様に足に魔力を貯めるな」

 今にも攻撃してきそうな志津香を見て、もう恒例だとは思える足技を、とりあえず止めるユーリ。直接攻撃は、最近大分減ってきた(ヒトミ効果)? と思ったが、どうやら勘違いだったようだ。

「あ、あははは。し、志津香。その辺にしといた方が良いと思うけど……」
「あからさま過ぎですかねー」
「っ……! ふんっ!」

 志津香は、かなみやトマトに言われたから、ぷいっ! とユーリから顔を背けた。

 因みに、志津香が言わなかったら、トマトが聞いていて、そして 志津香やトマト程積極的じゃないにしろ、かなみもあのサテラとの会話の内容を聞いていた。つまり、早い者勝ちであり、志津香が一番早かった
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