放課後のラグナロク
ロキとフェンリル対策×ミドガルズオルムから情報提供
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は起きていたからあれはレアな光景のようだな。眠った後、世界の終わりまで深海で過ごすと宣言したようだ。普通は深海の底にいる奴は会えないから、意識のみを魔法陣の基礎と各員指定された位置に立つ事で二天龍と龍王を意味する紋様らしい。
この深海で爆睡中の奴にはこれしかないと思い、黒鐵専用ハリセンで叩き殴った。鋼鉄製で、叩く場所だけ空気があるようにしたからクリーンヒット。そしたら頭を押さえながら、目を開けた。
『痛ぇぇぇぇぇ!誰だよ。俺を起こしたのは』
「我だ。ミドガルズオルム、久しぶりだな。お前と出会ったのは、数百年前だったか」
『おっ黒鐵!何しに来たんだよ?ここは深海なのに、どうしてハリセンが叩けるのか不思議なぐらいだが』
「悪神ロキとフェンリルが出たから、対応策を聞きに来た。お前、元々ロキに創られた存在だろう?」
『あのバカと駄犬か、そっちに来たのか?』
「ああ、それとドライグとアルビオンの戦いは今回は無しだ。俺が赤龍帝になってしまったからな」
『なるほど、状況は理解したし黒鐵がここに来たのも納得がいくがあのバカと駄犬についてだったか。駄犬はバカより厄介極まりない存在だ、例え創造神黒鐵でも噛みつかれたらお終いかもな。駄犬についてだが、ドワーフが作った魔法の鎖グレイプニルで捕まえられるはずだ』
「それは既に認識済みだ、アザゼルから聞いた。それとフェンリルの攻撃を受けてみたが、かすり傷だったぞ?痛覚遮断して、噛み付かれてもすぐに回復するようにしたからな。フェンリルを強化した可能性があるようだが、鎖を強化すればいいのかもしれんが強化方法も知っていれば教えて欲しい」
『駄犬が強化したのか、それなら北欧のとある地方に住むダークエルフに相談すればいいと思うぞ。ダークエルフの長老なら、ドワーフの加工品に宿った魔法を強化する事を知ってるはずだし黒鐵が頼めば大丈夫だろうよ。神器に送っといたから後で見てみるといい、あとはバカ対策だな。ミョルニルを撃ち込めばいいと思うが、雷神トールに頼めば貸してくれると思うが、無理だったらさっき言ったドワーフとダークエルフに頼めよ。ミョルニルのレプリカをオーディンから預かってるはずだから』
なるほど、確かあそこは絶滅しそうだったから俺が創った地球にいるはずだ。この事は俺しか知らない情報だが、名前は『魔』と言う。魔族の魔をとったから一文字で魔だ。俺はそこに行くと神聖魔族の王様、つまり魔族の王になる。エルフやダークエルフとドワーフにオークやグールやあの時の魔族兵とかもいる。
『情報はこれでいいか?一誠。俺はそろそろ寝たいのだが』
「すまない、勝手に起こしてしまって。謝罪の代わりに頭のたんこぶを治すよ」
『これでゆっくりと寝られる、また会おう。一誠よ。ふわあああああ』
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