第3章 リーザス陥落
第65話 ハイパービルでの再会
[6/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「ああ、オレもそうだ」
ロゼは、軽くミリの腹部に拳を当てた。
「だってさ。アイツが、なんとかしてくれんでしょ? アンタの事も、今回の事も」
「……だな」
ミリはロゼの拳を手で握り、そして返した。
「それにしても、アイツとヤっちゃうの、この中で一番早いのはアンタになりそうね?」
「そりゃ良いな? 愉しみだ」
それを最後にミリとロゼは笑いながら、其々の持ち場へと帰っていったのだった。
〜ハイパービル〜
ユーリ達がしばらく待った後の事。かなみや志津香は帰ってきた。迎えたユーリだったが、何やら顔を赤くさせており、訳を聞いたら、志津香の踏みつけが待っていて、なんだか理不尽な制裁を受けてしまうのだった。
それはとりあえず置いといて、一行はハイパービルへと向かった。
位置は、レッドの町の南部。迷子の森とレッドの町の丁度中間地点。その場所に近づくにつれて、その高くそびえる建造物がまだ遠いのにも関わらず、目に入る様になった。更に近づいてみると、その大きさが本当によく判る。超高層建造物、と言うべき建物だ。人工建造物でこれクラスのモノは中々お目にかかれないだろう。いったいいつの時代に、誰が作ったモノなのか、それらは一切なぞに包まれている。
「随分と、無意味な建造物だな」
ランスのコメントはあっさりと、そして辛辣だった。
「あー、上、見上げてると、首がだるくなってきた」
見上げていたランスは、首を摩りながらそう言う。確かに判らなくもない。これに近づけば尚更だ。
「トマトは、ユーリさんと、この頂上を制覇ですかねー!」
「馬鹿者! お前はオレ様との性技を極めるのが先なのだ」
「ランスさんじゃ、ムリですかねー。今までもそうだったですし」
「なにおー!」
トマトの言葉にランスが反応。また馬鹿をやりそうになっていたから。
「馬鹿言ってないで、さっさと中に入るわよ」
志津香が早々に止めた。
今はそんな戯れあいに付き合う様な状態じゃないから。
「………」
「このビルの中に……」
志津香とかなみは、息を飲んでいた。当然だろう、一度は完膚なきまでにたたきつぶした相手がいるのだから。今回はユーリ達と一緒とは言え、そのユーリ達を迎え撃ったあの化物達もいるのだから。
「……このビルの中から、魔物の気配がします」
「ああ。あの土塊の連中の独特な殺気もな。サテラ、とやらは判らんが、オレは一度相対した強者の事は忘れん」
「清十郎殿の言う通り、ですね。……確かに感じます。あの夜の時よりも更に濃い気配が」
セルが、魔物を感じ、そして清十郎とリックがあのガーディアンを感じていた
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ