Another106 カイザーの憎しみ
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[そうだそうだ。自分が選ばれなかったからって八つ当たりすんなこの友達が遼以外いない卑屈野郎め]
とんでもない暴言をブイモンが飛ばすが、デジタルワールドを滅茶苦茶にされてるんだからこれくらいの暴言は大目に見て欲しい。
カイザー「貴様あ…」
ブイモン[あれ?怒った怒った?実際お前友達とか仲間もいないじゃん。そうだよな、勝手に諦めて距離を置くような奴と誰が友達になりたいと思うもんか]
ブイモンが胸を張りながら言うとデジモンカイザーは肩を震わせ、笑った。
カイザー「ふははははは!!友達!!?仲間!!?愚か者の証拠を胸を張って言い切るなんて笑いが止まらないよ!!!!」
ブイモン[何だって?]
今度はブイモンがむっとなる番であった。
カイザー「友達とか仲間なんて、そんな物があってどうなるんだ?そんなの弱さを生むだけだ。僕はデジモンカイザーだ!!皇帝となる僕にそんな物は不要!!要るのは配下のみ!!」
ブイモン[なら教えてやるよ。友達と仲間の存在の大切さをな!!]
大輔「デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!ゴールドブイドラモン!!]
運命のデジメンタルでゴールドブイドラモンにアーマー進化し、カイザーに突撃させる。
ホークモン[大輔さん!!]
アルマジモン[俺も戦うだぎゃ!!]
大輔「お前達は無理するな、さっきの戦いで相当消耗したからな。今は体力を回復させるんだ」
カイザー「ふん、アーマー進化か。所詮は仮初めの進化じゃないか。それにその程度なら」
ゴールドブイドラモンがメカノリモンを殴ろうとした瞬間、姿が消えた。
ゴールドブイドラモン[速い!!?]
カイザー「僕が改造を施したメカノリモンと僕の組み合わせの敵ではない!!」
メカノリモンの右ストレートがゴールドブイドラモンに炸裂した。
勢いよく、街の建物に激突した。
カイザー「どうしたのかな?言っとくけどこれはただの小手調べさ」
ゴールドブイドラモン[だろうな、そんな程度じゃガッカリするところだぜ。今度はこっちの番だ!!マグナムパンチ!!]
メカノリモンにゴールドブイドラモンの渾身のストレートが炸裂するが。
カイザー「温すぎて欠伸が出るねえ…」
ゴールドブイドラモンのマグナムパンチはメカノリモンの装甲を僅かにヘコませただけで終わった。
大輔「いくら連戦後だからってゴールドブイドラモンのパンチで装甲がヘコんだだけ…?」
カイザー「当たり前さ、このメカノリモンは改造に改造を重ね、今や並みの究極体を遥かに上回るスペックを誇っている。それを天才たる僕が扱えば…」
デジモンカイザーが駆るメカノリモンがゴールドブイドラモンの全身を打ち据える。
ゴ
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