放課後のラグナロク
オーディン来日と厄介事×冥界でのイベントと姫島家での宴
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世話になりますので以後お見知りおきを」
オーディンとロスヴァイセが挨拶するが、若干緊張しているオーディンだった。ロスヴァイセがはパンツスーツを着ているからか、この前見た時は鎧を着ていたから印象が違う。美人でクールビューティーで歳は俺より下かもな。
「追加情報として、ロスヴァイセは彼氏いない歴=年齢の生娘ヴァルキリーじゃ」
「それは関係ない情報じゃないですかぁぁぁぁ!私だって好きで今まで彼氏が出来なかった訳じゃないんですからね!」
「オーディン、それはいらない情報だぞ」
その場に崩れ落ちて、床を叩き出したが余り共感を感じなかった。戦乙女業界も厳しいようで、器量があっても開花しない者も多い。最近英雄や勇者の数も減ったので、経費削減としてヴァルキリー部署が縮小傾向となりロスヴァイセがお付きになる前までは職場の隅におったそうだ。北欧神話も大変なようだな。
「で?オーディンが日本に居る間、俺達は基本自由にさせてもらうからな。俺らが介入すると強くならないだろう?」
「随分と言ってくれるが、それは事実だよなー。基本的にはグレモリー眷属と俺らが護衛する事となったが、黒神眷属を呼ぶ時はグレモリー眷属が処理出来ない場合のみ呼ぼうと思っている」
「一誠様、私はてっきりアザゼル様が覚えていると思っていたのですが忘れていたようです。アザゼル様は最近忙しいので、私がバックアップ要員として見る予定です。まあ朱乃と一緒にいられるのが、一番嬉しい事でしょうな」
「あらあらお父様、そんなに謙遜しなくともいいではないですか。ですがお父様と一緒に護衛が出来る事は、私も嬉しい事ですわ」
バラキエルと朱乃はいつものようにイチャイチャをしているが、俺達はもう見慣れている光景なのでそのままスルーしていた。見慣れてないリアス達は、いつも見る朱乃とは違う光景なので、驚愕していたが父親と娘なので慣れるしかないと思ったのか。
「爺さん、来日するには早いのではないのか?俺がバラキエルから聞いた日程よりも早いが、来日理由は日本神話との会談なのだろう?」
「日本神話、ねえ。ま、俺はいつも会っているが今回はミカエルとサーゼクスが仲介でアザゼルも同席するそうだな」
「一誠は知っていると思うが、我が国の内情で少々厄介事が発生してのぅ。厄介もんがワシのやり方を批難されておってな、事を起こす前に早めに行動しようと思ったのじゃ。日本神話の神々といくつか話をしたいのじゃが、今まで閉鎖的で交流すらなかったからぞい」
日本神話と北欧神話との会談と言うのは、余り聞いた事ないというより各神話が会談をするというのは聞いた事ない。それが交流したいが為、わざわざここに来たという事なのか。オーディン所も厄介事を抱えるからか、どこの勢力も問題を抱えているようだな。
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