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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
海戦
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ウェンディたんの戦いを私も見たかった。前にうちの劇団を助けてもらった節はありがとうございます』

前というと7年前のあれしかないよな。倒れて動けなくなったナツさんたちを運んだあの件しか。

妖精の尻尾(フェアリーテイル)Aよ、なぜウェンディたんを出さなかったのかぁ!!』
『今からでも交代しろ!!ありがとうございます』
「うるさい!!」

ロリコンと思われるチャパティさんとラビアンさんに理不尽に責められるルーシィさんかなんだか可哀想な気がする。というかあんな奴等がいるのに俺のウェンディをこんな水着になるためのような競技に出すわけないじゃん。

「ぷはっ!!やっと脱出できた」

おかしな解説で盛り上がっていた間、ずっと動けなくなっていたソフィアがようやくウールボムから抜け出すことに成功する。

「昨日の分は返しましたし、全員まとめて倒します」

ジュビアさんはソフィアに対する仕返しも気が済んだのか、はたまたソフィアがウールボムから抜け出したからかは知らないが一度攻撃をやめる。

「水中でジュビアに勝てる者など・・・いない!!」

そう言い掌を上に掲げるジュビアさん。

第二魔法源(セカンドオリジン)の解放により身につけた新必殺技!!」

上に向けられた掌に魔力が集中し、その周辺が渦を巻き始めている。

「届け!!愛の翼!!グレイ様・LOVE!!」

そういって振るわれたジュビアさんの腕。そこからは渦を巻く水とピンクのハートが放出される。

「やめろぉ!!」

ジュビアさんの新必殺技のあまりにストレートすぎる名前に顔を赤くして叫ぶグレイさん。しかしジュビアさんの必殺技は他の競技参加者たちを見事に捉えていた。

「きゃああああっ!!」
「わあああああっ!!」

渦に飲み込まれ外に飛ばされそうになっているジェニーさんとシェリア。

「フフッ、甘いよジュビアさん!!」

ソフィアは得意の返し魔法(カウンター)でジュビアさんの魔法を返そうとした・・・だが、

「ありゃ?なんだこれ?」

ソフィアの手にはたくさんの薄ピンク色の綿がくっついていた。さっきアリエスさんのウールボムに突っ込み逃げようとしていた際についたものだろう。

「ひゃあああああっ!!」

手についた綿のせいで魔法が使えずにシェリアたち同様に吹き飛ばされるソフィア。

「きゃー!!」
「痛っ!!」
「あう!!」

ジェニーさん、ソフィア、シェリアの順番で水中競技場から出て地面に叩きつけられる。

「フフッ」

3人が脱落した中、剣咬の虎(セイバートゥース)のミネルバさんは全く動じることなく魔法を退けていた。

「モコモコガード全開です!!」
「姫、しっかり」

ルーシィさ
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