海戦
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アは咄嗟に弾き、ジュビアさんの水とぶつけ合う。
「さすがに水の魔導士!!すごいパワーだね!!」
そういってジュビアさんを褒めるソフィア。しかしジュビアさんは怒った表情でさらに力を上げていく。
「昨日はよくもやってくれましたね・・・」
「ん?」
「ジュビアにあんなことやこんなことして!!絶対に許しません!!」
どうやらジュビアさんは昨日『ラブラブスライダー』でソフィアと一緒になった時にセクハラされまくったことに相当お怒りの様子。
「私もやってやるよ!!」
それに追加してアクエリアスさんもセクハラしてきたソフィアに向かって瓶から水を放出して攻撃する。
「甘い甘い!!」
しかしソフィアは左手でジュビアさんの水を、右手でアクエリアスさんの水を器用に返す。ソフィアが跳ね返した水と2人の放つ水が激しくぶつかり合う。
「あたしも頑張らなくちゃ!!」
力と力の戦いを繰り広げる3人とは別のところで、シェリアが両手に風を纏い、3人の様子を伺っているジェニーさんへとばた足で近づいていく。
「フッ!!」
「!!」
シェリアはアッパーの要領でジェニーさんを襲うがそれに気づいていたジェニーさんが寸でのところで攻撃を避ける。
「フフッ、私を甘く見ないことね」
ジェニーさんとシェリアはそのまま互いに攻撃を繰り出し交戦していく。
「このままじゃ埒が開かない・・・一旦戻るよ!!」
ソフィアに向かって攻撃し続けているアクエリアスさんが突然そんなことを言う。
「え!?なんでよ!?水中じゃアンタが一番頼りになるんだから!!」
ルーシィさんがそう言うとアクエリアスさんは頬を赤らめながらこう言った。
「デートだ♪」
「ちょっと!!」
慌てるルーシィさん。アクエリアスさんは何か言われる前にとすぐさま星霊界に帰っていく。
『なんと!!星霊のアクエリアス、デートに帰ってしまいました!!』
『女の子だねぇ』
『つまらん、チッ』
驚くチャパティさんとなぜか嬉しそうなヤジマさん、そして不満さを露にしているラビアンさん。
「あはははは・・・」
頼りのアクエリアスさんがいなくなってしまい、頭に手をやり笑って誤魔化そうとするルーシィさん。
「チャーンス!!」
ソフィアは左手の角度を変化させ、ジュビアさんの水をルーシィさんへと飛ばしていく。
「うわわわわ!!」
ルーシィさんは手足をバタバタとバタつかせ、その水から懸命に逃げようとする。
「バルゴ!!アリエス!!」
ルーシィさんは腰に着けた鍵を取りだし、2体の星霊を召喚する。
「お!!」
するとルーシィさんを誰かが抱えて上方へと逃げ、迫ってきていた水に対してモコモコの綿のよう
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