第3章 リーザス陥落
第64話 奪われたら取り返す
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さん。ALICE様はそんな事認めてません! 撤回して下さい!!」
「あ〜ら? セルだって、止めなかったじゃない?」
「私は、貴方達に止められたんですっ!」
「〜の割には、興味津々って顔してたけどな?」
「どきどきっ……」
急に外が賑やかになりだした。
その話し声を聞いて、更にびくんっ!と反応する志津香とかなみ。
もう説明するまでも無いが、外にいるのは《ロゼ》《セル》《ミリ》《ヒトミ》である。
ヒトミは、セルを呼びに行って、ロゼとミリについては、持ち前の面白センサーが発動した為。トマトや真知子、優希、ラン達は別用事があって声をかけられなかったが、少人数が何かと好都合な部分が多いのだ。
「ま、生暖かく見守ろうじゃない! 3人の乱交パーティを」
「そう言う展開になったら、オレも参戦するぜ! 絶対によ!」
絶対に、外にいる連中は 自分達が もう既に気が付いている事を判っている。だからこそ、声のトーンが大きくなっているんだ。それをおもったら、無性に腹が立つ。
「あんたたちっっ!!!!!!」
「ぁぅ……///」
態度は全く違うが,顔が真っ赤なのは2人とも同じだった。
その後、志津香を宥めつつそこで眠っているユーリについて話すことにしていた。
「ほんっと、大変だったのよ〜? ユーリは慌てる慌てる、志津香たちが心配で慌てるってね〜?」
「は、はぁっ?? 一体何をバカな事言ってんのよっ!! ロゼっ!!」
志津香は、ロゼの言葉を聞いて慌てていた。……顔を 僅かながら赤くさせて。勿論、怒って赤くなっている、と言い訳できるギリギリの赤さ。
「ああ、因みにほんとなんだぜ? まぁちょっと、色々あったけどな」
ロゼは、ニヤリと笑った。
後の2人、ヒトミもニコニコと笑い、セルはため息を吐いていた。
〜1時間前〜
それは、サテラやガーディアンの2人が消え去って暫くした後。
ユーリ、清十郎、リックの3人は手分けして怪我人を介抱して回った。夜中だったが、司令本部以外で、待機していた支援組である皆に頑張ってもらった。
『……志津香、かなみ、皆』
倒れているメンバー全員を手分けして、運び出したんだ。安静にしてはいるが……、相手が相手だったからと言う事もあるだろう。怪我も酷く、生きている事、事態が不思議な者も数名程だがいた。重症者は レベルの絶対値が低かったと言う理由もあるだろう。
『ふぅ……』
志津香達が療養してる部屋から、ロゼが出てきた。
いくらロゼといえど、この参上ではいつもの様にふざけてはいない様だ。
『全治全納の神も、そろそろ切れてきたわね……、補充しとか
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