放課後のラグナロク
対英雄派構成員×戦闘後の感想と猫又について
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撃てる気弾を撃てるようになったのも修業の賜物さ」
神速で斬り込む祐斗だったが、聖魔剣をも飲み込む事で祐斗自身の影から聖魔剣の刀身が勢いよく飛び出してきた。祐斗は上手く回避した事で、後方へと下がった。
「っ!影で飲み込んだ物を任意の影へ転移出来る能力・・・・か。直接攻撃タイプじゃないが、攻撃を受け流すタイプの防御系統か。厄介な部類の神器だ」
いや正直言ってあれは厄介な代物ではないぞ。影を操れなくすればいい事で、影さえ無くす程の光を放てばいいがコイツらは出来ないか。白音が撃ち出した気弾が、後衛であるアーシアの危険で勘付いていたが遅い。気弾を風の刃で相殺後、ゼノヴィアはアーシアの盾となり防御していた。戦闘力が皆無なアーシアにとって、グレモリー眷属は皆で守護すると決めたようだ。
「その時は私がアーシアさんを守護していたんだけどね」
「余り頼り過ぎると己を過信過ぎると思うぞ、防御魔法を持っていればいいが今は無理か」
「おっ、あれは光の矢を撃ち出すようだが・・・・何の神器だろうな」
光は悪魔にとって猛毒であり、未知部分が多い神器からの攻撃は対処可能にしないと俺らの邪魔にしかなり得ない。光の弓矢に特殊能力が付加されているか分からなくもないが、空中で軌道が変化した事で警戒を厳している。相手側とこちらから放たれた光の一撃は宙でぶつかるが、それ以上の出力で相手を倒す威力を出したイリナ。
「力は抑えられているようだなイリナ」
「まあね。いつも一誠君の本家で鍛錬していると、いつもよりも出力を抑えないといけないしね」
「朱乃さんの氷の槍を光使いへ放り投げましたが、影使いによってリアスさんの影に出てきましたね」
「影使いと光使いに炎使い、か。一誠はあれが何の神器か分かるのか?」
「まあなヴァーリ。まず炎攻撃系神器である白炎の双手(フレイム・シェイク)に防御カウンター系の闇の大盾(ナイト・リフレクション)で、最後に光攻撃系神器青光矢(スターリング・ブルー)だな。ギャスパーが使っている機械は、アザゼルが開発した物で相手の神器を調査出来る代物だ。だからグレモリー眷属は、アザゼルの神器スキャンマシンがとても役立っていると聞いている」
俺以外のメンツはなるほどと言いながら、相手を見ていると確かに炎と闇と青系統の神器を使っている。俺やアザゼルみたいに見ただけで分かる事が出来るのは、機械でやらないと分からないと言う。だがその機械が壊れたらどうするんだ?と言いたいね。
それと調査を終えると、必ずと言っていい程俺の血を飲ませているようだ。時間停止は常時使用可能だが、血を飲む事で吸血鬼の力を発動させてコウモリの大群で戦場全域広範囲に飛ばして相手が隠れてないか調査もしている。
「ギャスパーもすぐに探査出来るようになった
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