28話
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「だーれだ?」
「・・・・誰だ」
少し威圧するように声を落とすが答えない。言葉使いから別に悪い人みたいではないけど、
と数秒たつと、
「はい、時間切れ」
と俺から手を離す。と同時に振り向くと、知らない女子がニヤニヤと微笑んでいた。リボンが違うから二年生だなー
ってこの人見たことある。あれ?この人・・・・あ。
「更識・・・楯無先輩ですか?」
「・・・・!私のこと分かるんだね?」
「ええまあ[いろいろ]有名な人なんで」
「ふふふ。ここでお話しでもいいけど、そろそろ行かないと織斑先生に怒られるよ?」
「・・・あ」
壁の時計を見るとあと1分くらいだった。仕方ないので瞬間移動を使いなんとか間に合った。
が、一夏も同じことをされたらしく少し遅れてやってきた。
そして織斑先生にお叱りをうけ、見知らぬ女生徒と話していたと言うせいでいつものメンバーに半殺しになってました。
ちなみに俺も本当に少し遅れたので先生に放課後の特別補習(という名の死合)をご指名いただいた・・・・(´・ω・`)
ー翌日ー
「それでは生徒会長からの説明をさせていただきます」
その声で騒がしかったのが一気に静まる。
SHRと一限目の半分を使い、全校集会が行われていた。
「やあ、みんな」
「・・・まじか」
壇上で挨拶をしている女子が昨日あった更識先輩だった。
「さてさて、今年は色々と立て込んでいてちゃんとした挨拶がまだだったね。私の名前は更識楯無。君たち生徒の長よ。以後、よろしく」
「では、今月の一大イベント、学園祭なんだけど、今回に限り特別ルールを導入するわ。その内容というのは」
「あ、いやな予感」
「それフラグだぞ・・・」
少し間をおいて・・・
「名付けて、「各部対抗織斑・枢木争奪戦」!」
「「え・・・・」」
「「「「「「「「ええええええええええええ!」」」」」」」」
俺たち含め、全校生徒が、割れんばかりの叫び声にホールが揺れた。
あっけにとられていると、一斉に俺たちへと視線が集まってくる。
「静かに。学園祭ではー」
と淡々と話していく会長こと楯無さんだが最後の言葉が生徒の心に火をつけた。
「織斑一夏、枢木泰人を、一位の部活動に入部させましょう!」
「うおおおおおおお!」
「素晴らしい。素晴らしいわ会長!」
など雄叫びを上げている。
隣の一夏に関しては
「俺の了承とかないぞ・・・」
とか言ってるし。
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