放課後のラグナロク
二学期のイベントに関して
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か、一誠達が行かない理由を話さない訳は」
「いいわねぇ〜、私達も京都に行ったけど家族旅行なら時間を気にしないで行けるからかしら。私達も行ったけど、三泊四日では行ける場所が限られてしまうからか。とりあえず金閣寺銀閣寺とかの観光名所ぐらいしか回れなかったわ」
ま、こちらは詳細な時間設定無しで決められるし移動手段が車だからな。バスや地下鉄など使わなくとも、自家用車に乗って移動時間を短縮できるからだ。部長は最後に訪れる予定だった二条城に行けなかったらしいな。駅のホームで地団駄踏んでいたと言う朱乃だったが、部長は頬を赤く染まっていた。
「それは言わない約束でしょ朱乃。私もついついはしゃぎ過ぎたのだから、日本好きの私にとっては憧れの京都だったし必要以上に町並みやお土産屋さんに目が行っちゃうんだもん」
「思い出を語る程楽しめたと言う事か、だが俺は何度も行っているが正直言って一週間回っても回りきれない所があったな。ヴァーリらは初めてだったか」
「まあな。日本に来たのが最近だと思うと、観光地を巡った事がなかった。学生気分で修学旅行と言えば京都だと聞いたが、シーグヴァイラもそうなのでは?」
「私は今まで冥界で育ちましたからね。人間界に来た事自体が、私にとって新鮮でした」
「俺も楽しみではあるぞ?今まで冥界堕天使領にいたのだからな、京都といえば日本酒が美味い所があると一ちゃんから聞いた」
それぞれ語ったが、初めて人間界に来た時は右も左も分からなかった。修学旅行にアザゼルも行くらしいが、俺らと同じく京都を堪能したいらしいな。京都には日本酒が美味い場所がある。俺は何度も行くが、回り切れなかったからこれから行くのが楽しみだぜ。お茶を飲み干すと、修学旅行から話題を変えた部長。
「修学旅行もいいけど、そろそろ学園祭の出し物について話し合いもしなければいけないわ」
「駒王学園はこの時期になるとイベントが多いよな、体育祭の次に修学旅行でその次が学園祭だったか。そう考えると俺ら二年生は大変な時期だな」
「そうだった、俺もそれ関連で忙しいんだった」
アザゼルはため息だったが、二学期に入ってから忙しい時期ともなる。部長は朱乃からプリントを受け取ると、テーブルの上に置いた。オカ研の出し物を書いて、生徒会に提出するんだったか。俺は去年部活に所属してなかったから、色々と回らせてもらった。
屋台を回ったり、それぞれ部活でやる発表会などとかな。今の内に学園祭について相談して、準備をしないと俺らが旅行行っている間に一年生と三年生が準備期間だったからな。
「学園祭!楽しみです!」
「うん。私もハイスクールでの催しは楽しいぞ。体育祭も最高だった」
「私やシーグヴァイラも初めてだから、とても楽しみよ」
「ええ。良い時
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